みなさん、こんにちは!今回は「女性に人気、モテるSUVランキング!」と題して、乗っているだけでモテる(はず…)というクルマを現行モデルの中から10車種厳選し、ランキング形式でお伝えします。ランキング上位のクルマほど、ただ乗るだけではモテそうにない、洋服の着こなしならぬ「乗りこなし」が求められるクルマばかりになってしまいました。
そう、モテの本質はクルマではなく自分自身なのです!…と言い切ってしまうとこの記事の存在意義がなくなってしまうので、早速ランキングをご紹介していきましょう!
10位「ポルシェ カイエン」
ポルシェのSUVといえば、コンパクトな「マカン」も非常に好調な売れ行きを記録していますが、ここではやはり最上級SUVの「カイエン」を推薦します。
洗練された滑らかなエクステリアは、押し出しの強いデザインばかりのクルマに見慣れた方には、とてもスタイリッシュに映るはず。走行性能の高さは言わずもがなで、長距離走行でも疲れ知らずの安定した乗り心地は、同乗した女性を虜にするでしょう。
インテリアのデザインも奇をてらった点はなく、全体的にシンプルで洗練された雰囲気で統一されているのは、さすがはスポーツカーメーカー、ポルシェの面目躍如といったところ。超が付くほど高性能なカイエンターボを颯爽と流して走る…字面だけでも格好良いですが、その分予算が必要なのはご愛嬌。
9位「トヨタ ランドクルーザー」
国産車からは、トヨタ・ランドクルーザーがランクイン。長年に渡って「ランドクルーザーでしか行けない場所がある」と言われるような過酷な環境で鍛えられてきた、圧倒的な走破力と高い信頼性、耐久性が特徴です。
現行型の200系も登場からすでに10年以上が経過していますが、マイナーチェンジを重ねて完成度を高めつつ、現在も生産され続けています。
最大の特徴は、ラダーフレームを使用した強靭なシャーシ。一方で本革シートが採用されるなど、歴代のランドクルーザーの中でも高級志向のクルマとなっています。人を乗せる機会が多い方にとっては、3列目のシートがあるのも嬉しい点。ランドクルーザー・プラド?ハリアー?いえいえ、ここは無骨な本家ランドクルーザーをさらりと乗りこなすのが粋ってものです。
8位「マツダ CX-8」
8位には再び国産車から、マツダのフラッグシップSUV、CX-8がランクイン。発売以来好調な販売を維持していて、2018年には「3列目シートを備えたSUV」の中で日本で最も売れた車種となっています。
特徴は、近年のマツダのデザインアイデンティティに沿ったスマートなエクステリアと、フラッグシップSUVでありながら低く抑えられた車両価格。特にベーシックモデルが約290万円から買える、というのは、他車にはない大きなメリットです。
ガソリンエンジンモデルから、マツダ自慢のクリーンディーゼルモデルまで、幅広いラインナップを備えているのも人気の一因と言えるでしょう。フラッグシップを名乗るだけあって、インテリア、エクステリアともに高級感あふれる仕上げが魅力です。
7位「BMW X3」
泣く子も黙るドイツ御三家の一角、BMWのSUV、X3が7位にランクイン。BMWのSUV群「Xシリーズ」は、最も小型のX1から7シリーズのX版ともいえるX7まで多くのラインナップを揃えていますが、大きすぎず小さすぎずちょうどいいサイズとして、多くの人が真っ先にX3の名前を挙げるでしょう。クルマに詳しくない女性の方でも、BMWの知名度は抜群で、「いいクルマに乗っているアピール」をするには最適です。
とはいえ、単に知名度だけではなく、クルマそのものの出来も一流と呼ぶにふさわしいもの。SUVにも関わらず、「駈けぬける歓び」を感じさせるドライバビリティはさすがの一言です。女性を乗せた際は、くれぐれも運転に夢中になりすぎないように!
6位「メルセデス・ベンツ Gクラス」
メルセデス・ベンツも多くのSUVを抱えるメーカーですが、ここは最も伝統的で、これからも長く愛されるであろう名車、Gクラスを推します。
東京都心でおしゃれなクルマと認知されていたのも今は昔、最近はすっかり「オラオラ系」の人々御用達となってしまったGクラス。しかし、クルマのとしての素晴らしさは変わらず、2018年に登場した新型も非常に高い評価を得ています。
クラシカルで頑強なボディと長年の酷使に耐える足回り、そしてSクラス並に充実したインテリア。古くて新しい、無骨かつラグジュアリー、そんな矛盾を抱えた不思議なクルマですが、そんなGクラスをさりげなく乗りこなしてこそ、男が上がるってものです!
5位「アウディ Q5」
市販車における元祖フルタイム4WDの「クアトロ」を搭載したアウディのQシリーズは、やはりこうしたランキングでは外せない存在。ここでは先述のBMW・X3とちょうどライバル関係になるQ5を推薦します。
乗用車用4WDシステムを長年に渡って磨き上げてきた先駆者・アウディならではの、きめ細かい駆動系の制御と走りの安定感、ハンドリングのバランスの良さは、全SUVの中でも突出していると言えるでしょう。
インテリアの仕上げの精緻さは、他社がアウディをベンチマークとして開発するほど。長い時間を過ごせば過ごすほど、その良さをじわじわと実感できるはずです。
4位「アルファロメオ ステルヴィオ」
メルセデスAMG・GLC63 S 4MATICがニュルブルクリンク世界最速SUVの称号を奪うまで、ニュル世界最速を名乗っていたクルマが、4位にランクインしたアルファロメオ・ステルヴィオ。ポルシェ・カイエンターボをブチ抜いたイタリアの名門発SUV、ということで、登場時は大きな話題となりました。
フェラーリ譲りの心臓を持つ最速モデル「クワドリフォリオ」ばかりが話題となりますが、主力モデルは2.2リッターのディーゼルターボと2リッターのガソリンターボ。日本車やドイツ車に見慣れた目からは、全く雰囲気の異なる鮮烈かつ新鮮なインテリアやエクステリアは、多くの女性の心を惹きつけるでしょう。
3位「ランドローバー レンジローバー・ヴェラール」
出典元:ウィキメディア
レンジローバーといえばイギリスの誇る最高級SUVですが、今回3位にランクインしたのは、その流れを汲んだモデル「レンジローバー・ヴェラール」。大柄かつ無骨な印象が強いレンジローバーの中では異色の、凹凸の少ない滑らかなエクステリアデザインは、レンジローバーの新境地と言えるでしょう。
近年のスマートフォンやタブレット端末のような、ミニマムで未来志向のインテリアも、他のSUVでは見られないレンジローバー・ヴェラール独特の世界。さりげなく乗りこなすには、乗り手もそれなりにおしゃれをしないと釣り合わないのでは?と思ってしまうほどデザインコンシャスなこのモデル。都会派のSUVユーザーに自信を持っておすすめします!
2位「ボルボ XC60」
出典元:ウィキメディア
2位にランクインしたのは、ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2018大賞、日本カー・オブ・ザ・イヤー2017-2018大賞を獲得し、一躍「現代の名車」の仲間入りを果たしたSUV、ボルボ・XC60。
ガソリンエンジンとディーゼルエンジン、どちらもランナップしてはいますが、キャラクターにマッチしていておすすめなのはディーゼル。大きくゆったりとして居心地のいいキャビンを、太いトルクでゆったりと走らせるには最適です。ディーゼルモデルの長い航続距離は、一気に長距離を走破したいユーザーにもうってつけ。
北欧家具を思わせるシンプルで居心地のいいインテリアと、北国で鍛えられた高い走行性能のバランスは、同乗者も、そしてもちろんドライバーも、きっと笑顔になること間違いなしです!
1位「マセラティ レヴァンテ」
今「女性にモテるSUV」で栄えある1位に輝いたのが、イタリアの名門マセラティを復活させた立役者でもある高級SUV、レヴァンテです。フェラーリが開発に関わった強力なエンジンと優れた走行性能、官能的とも言える美しいエクステリアと、エクステリアを上回る色気を持ったインテリア。そう、レヴァンテには他のSUVが持ち得ない色気が、全身に充満したような艶っぽいクルマなのです。
ゆっくり街中を流しても、高速道路で長距離を飛ばしても、峠道を攻めてみても、俊敏かつエレガントな気品のある走りが崩れることはなく、どんな場面でも楽しい、というのはレヴァンテならではの特権。価格も高く、レヴァンテに釣り合う男になるには相応のセンスも必要ですが、SUVラボが推薦する最強の「モテSUV」として、マセラティ・レヴァンテを挙げたいと思います!
いかがでしたでしょうか?それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
[ライター/守屋健]