いすゞのSUV
いすゞのSUVは商用車作りやディーゼル車作りの技術を応用した丈夫な作りが特徴です。2002年からいすゞは乗用車部門から撤退し商用車やディーゼル車に特化することを発表したため日本において乗用車の販売はしていません。しかしかつては丈夫で耐久性の高いSUVを製造していました。コンパクトなボディに排気量の大きいガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載した「ミュー」、乗用車のコンポーネンツを四輪駆動車に応用した「ビッグホーン」など他の自動車メーカーに先駆けてSUVモデルを市場投入していました。投入時期が早かったのか時代とのマッチングがうまくいかず2002年を最後にいすゞはSUV(当時はRVと呼ばれていました)を含む乗用車部門を撤退。時代を先取りしすぎた本格派SUVがいすゞのSUVです。
いすゞのセダン
いすゞと言えばトラックが印象深いかと思いますが、実はセダンなども登場していました。コロナやブルーバードと対抗する為んい登場したフローリアンなどがあり、イタリアンな印象を感じるデザインが特徴的です。イタリアにあるデザイン会社に協力してもらって制作した為、イタリアっぽい印象を受けるのだと思いますが、これがカッコよくて素敵なデザインで、日本車らしくありません。可愛らしさの中にかっこよさがあり、とても素敵です。日本車だけど人とはちょっと違うデザインのセダンに乗りたい場合は、いすゞのセダンが最適です。走りに関しても申し分ないので、デザイン面で考えたり、珍しさで考えたりするのならいすゞのセダンがおすすめです。
いすゞのミニバン
いすゞのミニバンはいすゞオリジナルモデルは少なくほとんどがOEM供給を受けていました。いすゞオリジナルのミニバンは商用車のバンをベースに乗用車にアレンジしたモデルでトランスミッションのラインナップの少なさやシンプルなデザインにより販売台数が伸び悩みました。しかしバックドアのアウターハンドルが2ヶ所ありどちらからも開けることができる構造を採用するなど利便性が高く、長きにわたり商用車を作ってきた経験がミニバン作りにも表れています。その後いすゞの経営再建の都合でOEM供給を受けることになりいすゞオリジナルのミニバンは生産が終了。2002年にはいすゞが乗用車部門からの撤退を発表しいすゞミニバンの歴史も完全に幕を閉じました。