2022年のフルモデルチェンジラッシュで、ノアを初めとするミニバンの戦いは激しさを増しています。その中で次のクルマを検討されている方も多いのではないでしょうか。出来るだけ手元のお金を残しながら乗り換えるために気になるのが、今乗っているノアのリセールバリューです。ノア自身も4代目にフルモデルチェンジしたため、旧モデルのオーナーとしては、価値の低下を懸念するかもしれません。しかし、ノアのリセールバリューは高い傾向を維持しています。この記事では、ノアのリセールバリューについて新車登録後の年数別に詳しく紹介します。さらに、査定で評価されやすいグレードやオプションについてもお伝えし、査定の具体的なイメージが掴めるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
ノアとは
ノアは兄弟車であるヴォクシーと並んで、トヨタが誇るMクラスミニバンの顔となっているクルマです。2001年にデビューし、2007年に2代目、2014年に3代目、そして2022年に4代目とフルモデルチェンジを重ねてきました。特に3代目からは待望のフルハイブリッドモデルが追加され、ミニバンでありながら低燃費な走りを実現し、より多くのユーザーに選ばれるクルマへと進化を遂げました。さらに、4代目からは全車共通で横幅が1,735mmとワイドになり、従来の使い勝手の良さはそのままに、車内の快適性が格段に上がっています。そんなノアは、中古車市場での人気も高く、リセールも期待して損のない傾向が続いています。
ノアのリセールバリューは良い?
ここからは、流通量が多い3代目のリセールバリューについてお伝えします。人気車種のノアだけあって、相場よりも高い傾向です。また、ノアならではの特徴としてハイブリッドモデルでもガソリンモデルであっても、リセールは同等です。ほかの車種ではハイブリッドの方が低くなる場合がありますが、経済性を大切にするファミリーユースが主な購入層となっている背景も多分にあるといえます。
具体的なリセールバリューについて、新車登録後の年数別に紹介します。1年後のリセールバリューは79〜86%、3年後のリセールバリューは62〜77%、5年後のリセールバリューで54〜66%、7年後のリセールバリューで40〜51%です。5年経過していても相場の目安である50%を超えているのはさすがの一言に尽きます。走行距離や本体の状態は査定で重要なポイントであるため、乗り換えで高額査定を望むなら早いに越したことはありません。2022年にフルモデルチェンジを果たし、現行モデルが中古車市場に出回るようになると、お伝えしたリセールバリューよりも低くなります。半導体不足の影響で新車の製造が遅れている今だからこそ、売り時ともいえるでしょう。
ノアで人気のグレード
ここでは、中古車市場で人気のある3代目ノアのグレードを3つ紹介します。ガソリンとハイブリッドに大きな違いがないため、1つのグレードとしてまとめてお伝えします。
Si-WxB
ノアの最上級グレードSiの特別仕様車です。ブラックで統一されたインテリアに、快適装備や各所に施されたメッキ加飾、専用エンブレムなど、所有満足度を高める装備が豊富です。そのため、ミニバンでも上質なクルマを求めるオーナーからの人気があります。売却に向けた準備として、ワンタッチ付デュアルパワースライドドアや、リアオートエアコンなどが問題なく動くかどうか、内装の汚れやボディの傷がないかも確認しておくと良いでしょう。スポーティなグレードであっても、ファミリーユースのミニバンのため、キレイかどうかは査定の印象にも影響を与えます。
Si
ノアの中のエアロパーツ装着グレードとして、スポーティなミニバンを求める方に人気があります。大型のフロントバンパーやリアバンパー、リアスポイラーのほか、16インチのBBSアルミホイールを履いた精悍なスタイルが標準グレードと一線を画します。見た目が魅力的なグレードだからこそ、査定でも外装の状態は重要です。傷や凹みがないかどうか、査定額への影響次第では、修理した方が高くなる場合もあります。査定担当者と相談しながら進めると損のない売却もできるでしょう。
G
標準ボディの上級グレードです。内装のセンターコンソール周りがピアノブラック加飾になったり、メッキ加飾がされたりと高級感のある仕様になるのが特徴です。そのため、高級感を損なわないような日々の手入れも欠かせません。新車と変わらない状態が維持できていれば、その分査定でも評価されるでしょう。
高額査定を狙えるオプション
ここでは、ノアに用意されているオプションの中で、高額査定が狙える3つのオプションを紹介します。
後席モニター
多人数で移動する機会が多いミニバンの必須といってもいいオプションの1つです。特に、小さい子どもを乗せた旅行では重宝するため、装着の有無を気にするオーナーも多く、査定でも評価されやすいでしょう。DVDやブルーレイが見られるものも良いですが、YouTubeなどのネット動画が見られるようになっていると、より高額査定への期待ができます。
ナビ&インテリジェントパーキングアシスト
定番オプションの1つです。上から見下ろした映像でクルマの位置が確認できるため、駐車が苦手な方の負担が減らせる装備として人気があります。不意な子どもの飛び出しにも気付きやすいほか、狭い道を通るときの視界確保にも重宝するため、査定でも評価されるオプションです。トヨタ純正のナビであればシームレスに連動するため、利便性が高く、プラスアルファの評価も期待できるでしょう。
ツインムーンルーフ(一部グレードのみ)
ガソリンモデルの一部グレードに限られますが、査定で評価されやすいオプションの1つです。前席だけでなく、後席のルーフも開閉できるため車内の開放感のレベルが上がります。ノアは海外輸出もされており、ムーンルーフの人気が高い国もあるため、査定でもその分評価されやすいといえるでしょう。
ノアの売却ならミニバンラボに査定を依頼
思い出の詰まったノアだからこそ、売却でもしっかりと評価してもらいたいものです。しかし、ディーラーに持ち込んでも高額査定は望めず、一見便利に見える一括査定では、申し込み後の電話やメールに何度も対応しなければならず、面倒に感じてしまうでしょう。そこで、ノアのようなミニバンの買取にぴったりなのが「ミニバンラボ」です。ミニバンだけを専門に20年以上の取扱い実績があり、豊富な知識と技術を持ったスタッフがあなたのノアを正しく査定します。実際にノアの買取において、他社サービスよりも25万円以上の高値で買い取った実績があります。
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まとめ
ノアは登場以来、ライバル車と共にミニバン人気を牽引してきたクルマです。多人数でも快適に過ごせるMクラスミニバンとして、今も多くの方から支持されています。中古車市場においてもその人気は健在で、5年後のモデルであっても相場平均より高いリセールバリューになりやすいです。2022年に4代目にフルモデルチェンジを果たし、より商品力の高いクルマに進化しました。現時点で、現行モデルは生産の遅れが見られており、旧型であってもまだリセールは期待できます。しかし、生産ラインが回復し中古車市場にも出回るようになれば、旧型の価値は下がってしまいます。損のない乗り換えをするためには、今の査定額把握が大切です。この機会に、全国無料で査定可能なミニバンラボに申し込んではいかがでしょうか。