車大好きライター中込健太郎さんの寄稿記事を車種別に編集して掲載しています。
車好きにはたまらないポルシェカイエンについて。
家族でポルシェに乗りたいという方は4WDSUV「カイエン」が良いかもしれません。
このポルシェカイエンによって「子供がいる家族でも、ビジネスユースでも乗れるポルシェに乗りたい」というポルシェファンのニーズに火がつきました。
その結果、ポルシェは4ドアサルーン「パナメーラ」をポルシェの新しいラインナップとして加える程の人気を誇っています。
ポルシェカイエンのオススメの年式
初代955型 ★★★★★
2代目957型 ☆★★★★
3代目958型 ☆★★★★
ポルシェカイエンは年式を問わず総じてお勧めです。
フォルクスワーゲントゥアレグをベースに作っているモデルです。
もともと故障のリスクが低いモデルであることに加え、今のところ比較的リセールバリューも高止まりしており、同じ年式の同じくらいのクルマとしては高めですが、新車からの寝落ち、残価の残り具合、所有しての満足とのバランスなどを考えると非常に解読感の高いモデルだと思います。
全モデル通してかなりお勧めできるモデルです。
個人的には鼻先の軽いV6モデルをおススメしたいですが、V8モデルの方が、買い得感は高いかもしれません。現行型にはハイブリッドモデルもあり、その素直な挙動はドイツの高性能4駆を操っているという難しいところがない素直なクルマでした。理想はそこだと思いますがターボモデルなどハイパフォーマンスなモデルもありますので、予算と用途でお選びいただければいいのではないでしょうか。ただ、V6モデル、案外よく走ります。 ちなみに、二代目以降、新車時に純正の格納式ヒッチメンバーを装着しているクルマがあるかもしれません。これがあればボートをけん引したり、キャンピングトレーラーをそのまま牽引できるので、アウトドア派の方は便利です。
そういう点でも中古のポルシェカイエンは、安心して選べるクルマといえるでしょう。
居住性
細かい部分の作りこみも秀逸でシートベルトのアンカーがしっかり固定されていたり、背もたれを倒してもベルトが邪魔にならないなど
ゆったりくつろげる設計になっています。
荷室は後ろの席を使用していた場合670りっとるあります。
これはライバル車であるフォルクスワーゲンのトゥアレグやBMWX5よりも広いです。
乗り降り
乗る際に床を高めに感じるかもしれません。
前の席はAピラーがねているため、頭上に注意して乗り込んだほうがよさそうです。
雨天時は服が汚れないように乗り込んでください。
燃費
9.3km/L
ポルシェカイエンは、比較的流通している台数が多いため、あなたに満足する条件を備えた中古のカイエンがきっとみつかります。また、新車がある程度高い価格帯のクルマが多いため、メンテナンスがおろそかな「乗られっぱなし」のクルマが少ないのも特徴と言えるでしょう。