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クラウンのリセールは高年式だけ期待大!査定の傾向を解説

2022年7月に新型クラウンが発表されました。伝統のFRからFFへと生まれ変わり、グローバルカーとして4つの顔を持つクラウンに興味をそそられたオーナーも多いでしょう。そこで気になるのが「今乗っているクラウンのリセールはどのくらい?」という点です。この記事ではリセールの傾向と、高額査定を狙うためのポイントを解説します。ぜひ最後までご覧ください。

クラウンとは

1955年に発売したトヨタを代表する高級セダンです。「いつかはクラウン」のキャッチコピーに代表されるように、当時から現在に至るまで、質感の高いデザインと、力強くしなやかな走りで多くのファンを虜にしています。

グローバル化とともにクルマの大型化が進む中で、全幅1,800mm以下を維持してきたのは、日本国内の道路状況を配慮した伝統といえます。さらにオートスイング機構がついたエアコン吹き出し口は、所有満足度を高める憧れの装備として、一度使うと他車種に乗り換えた時に物足りなさを感じるユーザーもいるほどです。

クラウンのリセールバリューは良い?

2年後のリセールバリュー(220系)は、58%〜75%とやや高めです。特に2.5Lハイブリッドが最もリセールが高い傾向にあります。3年後のリセールバリュー(210系後期)になると、49%〜65%と平均的なリセールバリューに落ち着きます。さらにマイナーチェンジ前の5年後のリセールバリュー(210系前期)では、35%〜49%と年を追うごとに評価が下がる傾向です。

国内ではセダン人気が低迷しており、クラウンも例に漏れず一時期のような人気は衰えを見せています。しかし海外では、静粛性や走行安定性など、全体のバランスがいいセダンは根強い人気があり、特に故障しにくいトヨタ車は変わらぬ支持を獲得しています。
ボディカラーでみると「ホワイトパールクリスタルシャイン」と「ブラック」は他色と比べると20万円以上の差が出るようです。

クラウンで人気のグレード

ここからは、クラウンの中で人気の3グレードをご紹介します。

RSアドバンス(2.5L)

スポーティな走りを叶える、人気のグレードです。クラウンのイメージを覆すような硬めの足回り設計と、どんな速度域にあっても安心して走行できるといわれるステアリング設定が、スポーティセダンを求めるユーザーの支持を獲得しています。

RS(2.5L)

標準仕様の「S」にRS専用装備が追加されたグレードです。専用の18インチアルミホイールやブラック塗装されたメッシュグリルに加え、左右4本出しマフラーで排気効率がよく、見た目から走行性能の高さを予感させます。クラウンらしい高級感と存在感を求めているユーザーに人気を博しています。

RSリミテッド(2.5L)

クラウンRS(2.5L)をベースにした特別仕様車です。専用のブラックスパッタリング塗装の18インチアルミホイールをはじめ、各所にブラックメッキが施されています。さらに専用のスマートキーも付属しており、充実した装備を求めるユーザーから人気を得ています。

高額査定が狙えるオプション

ここからは、数あるオプションの中から高額査定が狙える3つのオプションをご紹介します。

チルト&スライド電動ムーンルーフ

リセール面でも有利になる人気オプションです。非装着車と比べて、車内が明るくなることはもちろん、車内換気も容易にできるため、快適性がアップします。特に220系の場合、30万円ほどの金額差が生まれる場合もあるため、高額査定が期待できます。

パノラミックビューモニター&インテリジェントパーキングアシスト2

快適な駐車をサポートしてくれる人気オプションです。上から見下ろしたような映像で周囲状況を確認できるだけでなく、ステアリング操作もアシストしてくれます。そのため、縦列駐車や限られた駐車スペースであっても、ストレスのない駐車が可能となり、一定の需要があるため、査定でも有利です。

レザーシートパッケージ

高級セダンとしてのキャラクターを際立たせる人気オプションです。本革シートのほか、全席シートヒーター・ベンチレーション、ステアリングヒーターなど、最大7つのオプションを盛り込んだセットオプションです。質の良い本革により、室内に入ったときの雰囲気を高める装備として、査定にも良い影響をもたらしてくれるでしょう。

クラウンの売却ならセダンラボに査定を依頼

クラウンの売却を考えるとき、ほとんど全員が「できるだけ高い金額を出してもらえるサービスを利用したい」と考えるでしょう。数あるサービスの中でどこを選べば良いのか悩んでいるのであれば、セダン買取専門のセダンラボにお問い合わせください。20年以上の実績があり、セダンを知り尽くしたスタッフが正しい査定を行うため、他のサービスよりも38万円以上の高値を出した事例もあります。買取サービスにありがちな、わずらわしい営業電話もなく、全国無料で査定が可能です。クラウンを売却をご検討の際には、ぜひご相談ください!

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まとめ

クラウンは条件が限定されていますが、高いリセールが期待できる車種でもあります。新型が発表され、2022年秋には販売が開始されることを見越すと、現在のリセール状況はいつ変動してもおかしくありません。少しのタイミングのズレが大きな損失にもなりかねないため、現在の愛車の価値を調べるために、査定サービスに申し込んでみてはいかがでしょうか?

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ユーズトカーラボ 編集部
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