コラム

オフロードクロカン愛好家以外からも好評なスズキ 新型ジムニー。どのグレードを選べばシアワセになれるのか

それでは今週もおすすめSUVに関するモロモロの研究を始めましょう。今回のお題は、純粋なSUVとは言えないのかもしれませんが、巷で話題沸騰中の新型スズキ ジムニーについてです。

新型ジムニーのグレード展開とそれぞれの価格はこんな感じ!


スズキを代表する、いや日本を代表する軽4WD/SUVであるジムニーが約20年ぶりにフルモデルチェンジされたわけですが、今回のジムニーは「デザインがステキすぎる!」ということで、オフロードクロカン愛好家以外の自動車ファンからもかなりの熱視線を浴びています。確かに、ほれぼれするほどカッコいいというかカワイイというか、とにかくナイスなデザインだと言えるでしょう。
4代目となる新型ジムニーのグレード展開とそれぞれの車両価格は以下のとおりです。

■XG:最低限の装備を搭載したベースグレード
XG(4WD/5MT) 145万8000円
XG(4WD/4AT) 155万5200円

■XL:XGに上級装備を加えた中間グレード
XL(4WD/5MT):158万2200円
XL(4WD/4AT):167万9400円

■XC:先進安全技術を標準装備した最上級グレード
XC(4WD/5MT):174万4200円
XC(4WD/4AT):184万1400円
これら選択肢のなかからどれを選べばシアワセになれるのか、要するに「おすすめグレード」はどれなのか、いろいろと考えてまいりましょう。

各グレードの装備内容はどうなってる?


まず各グレードの装備内容についてですが、ベースグレードである「XG」であってもそこそこ充実はしています。


【ベースグレード「XG」の主な標準装備】
・運転席・助手席SRSエアバッグ
・SRSカーテンエアバッグ
・フロントシートSRSサイドエアバッグ
・マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
・エアコン
・フロント2スピーカー
・16インチスチールホイール
完全オフロード志向の人であれば「このぐらいの装備内容でぜんぜん十分!」と感じるかもしれませんね。

【中間グレード「XL」の主な標準装備】
・フロントマルチリフレクターハロゲンフォグランプ
・フルオートエアコン
・キーレスプッシュスタートシステム
・電動格納式リモコンドアミラー
・スモークガラス
今回から新設定された中間グレード「XL」には、XGの装備に加えて上記の装備類が標準で装着されます。完全なオフローダーとしてではなく「街乗りがメイン」と考える人にとってはありがたい装備がしっかり付いています。

【最上級グレード「XC」の主な標準装備】
・デュアルセンサーブレーキサポート
・LEDヘッドランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・クルーズコントロールシステム
・LEDサイドターンランプ付ドアミラー
・16インチアルミホイール
要するに自動ブレーキとクルーズコントロールが標準で付帯し、そのほかの上級(というか豪華)装備もがっつり付いています。街乗りがメインの人は、中間グレードであるXLと少々迷うかもしれません。
そのほかベースグレードのXGと中間グレードのXLには、メーカーオプションとして「スズキ セーフティサポート」が用意されています。これは「デュアルセンサーブレーキサポート」や「車線逸脱警報機能」などの先進安全装備で構成されるパッケージオプションで、オプション料金は4万2120円となっています。

で、結局「おすすめグレード」はどれなのか?


さて、このなかから我々は「どのグレード」を選ぶべきなのでしょうか?
まず「ほぼ完全にオフロードメインの人」は、当然ながらベースグレードである「XG」がいいでしょう。冒険生活を堪能するうえでは、余計なものがいろいろ付いていても邪魔になるだけです。初期費用が抑えられるXGを選び、そのままシンプルに乗るか、もしくは自分好みにカスタムしていくのが得策となるでしょう。
参考:スズキジムニー買取専門ページ!

難しいのは「オフロードに行かないわけではないが、基本的には街乗りがメイン」というユーザーにとってのおすすめグレードです。
この場合、当然ながら中間グレードのXLか最上級グレードXCの二択になるわけですが(5MTか4ATかの選択も合わせれば四択)、基本的には、最上級グレードであるXCを選ぶべきでしょう。なにせ自動ブレーキや車線逸脱警報機能などは、今や市街地や高速道路などを安全に走るためには「生命線」とさえ言える部分ですから、絶対にあったほうがいいです。
ですが、「中間グレードのXLに『スズキ セーフティサポート』を付ける」というやり方だってあるわけです。
その場合の価格がどうなるのか、見てみましょう。

「中間グレード+オプション」という選択も悪くはないが


まず全部盛りの最上級「XC」ですが、これの4AT版は前述のとおり184万1400円という車両本体価格になります。

それに対して、中間グレードである「XL」の4AT版に「スズキ セーフティサポート」を付けた場合の価格は172万1520円。約12万円ほど、XL+スズキ セーフティサポートのほうが安いということです。

「ならXL+オプションのほうがおトクだ!」と考えるかもしれませんが、一概にそうとも言えません。なぜならば、XLに「スズキ セーフティサポート」を付けたとしても、下記の装備類はやはり付かないことになるからです。
・LEDヘッドランプ
・ヘッドランプウォッシャー
・クルーズコントロールシステム
・本革巻きステアリングホイール
・ステアリングオーディオスイッチ
・LEDサイドターンランプ付きドアミラー
・16インチアルミホイール
・ブラック2トーンルーフ
・その他こまごま
要はこれらが「約12万円の差額」に相当するわけです。ここをどう考えるか……というのはもちろん人それぞれですが、当ラボとしては「中途半端はよろしくない」という観点から、やはり最上級グレードのXCを「街乗りメインの場合のイチ推し」といたします。
オフローダーとして使う場合はまったく話は別になりますが、街乗りのお伴として使うなら、こういった装備類というのは結局あとから欲しくなるものだからです。またリセール価格を考えても、特にクルーズコントロールシステムなどは付いていたほうが圧倒的に有利だからです。

ということで、結論は以下のとおりです。
「新型ジムニーをオフローダーとして使うならベーシックなXG、そうでなければ最上級のXC!」
以上、よろしくお願いいたします。
[ライター/伊達軍曹]

SUVの原型ともいえるオンロード4WD。今ではSUVで強いスバルだが意外な歴史があった前のページ

2018年5月にビッグマイナーチェンジが行われたマツダのコンパクトSUV、CX-3。デザイン、安全性能の進化…どれ選ぶ?次のページ

この記事を書いた人
ユーズトカーラボ 編集部
ユーズトカーラボ 編集部

ユーズドカーラボマガジンは国内最大級の中古車専門メディアです。自動車ライターによる中古車に関するコラムや、相場などの詳細情報まで網羅しています。

関連記事

  1. コラム

    感性に訴えかけてくる、上質な「走る愉しさ」。レクサスのスポーツセダン、ISのおすすめグレードをご紹介…

    みなさん、こんにちは!今回は、日本が世界に誇る高級車ブランド「レクサス…

  2. コラム

    アウディA4アバント1.8T(B8)を購入しました体験談

    アウディA4アバント1.8T(B8)に実際に乗っている方から協…

  3. コラム

    マツダの隠れた名車・ランティス。コンパクトなボディにV6を搭載した異端児、そのスポーティな走りの魅力…

    みなさん、こんにちは!今回は、マツダがかつて生産していたコンパクトかつ…

  4. コラム

    伊達軍曹のここだけSUV談義《最終回》過去1ヶ月間に試乗したおすすめSUV4選

    このたび私儀はSUVラボ所長の職を解かれ、市井の「いちSUV愛好家」に…

  5. コラム

    MINI COOPERのユーザーレポート

    MINI COOPERに実際に乗っている方から協力いただいたア…

  6. コラム

    ポルシェ中古車を買うためのチェックポイントと選び方

    はじめてのポルシェの中古車の選び方について、ガリバーで7年間勤務された…

  1. コラム

    中古ベンツを買って節税しよう
  2. コラム

    BMW X6の純正ホイールについて解説!どんな特徴がある?
  3. コラム

    8月にマイナーチェンジしたばかりの「日産 セレナ」のおすすめグレードは?やはり「…
  4. コラム

    両国にある輸入車専門店プレミアムカーズを見学
  5. コラム

    「ベテラン」でありながらいまだ人気を博しているコンパクトSUV、ホンダ ヴェゼル…
PAGE TOP