「子供が大きくなりヴォクシーを持て余す機会が増えた」「この辺りでワンサイズ小さいクルマに乗り換えようかな」「そもそも10年前のクルマって値段つくのかな」とライフステージの変化に合わせて、次のクルマが気になっていませんか?同時に、もう10年前のヴォクシーには価値がないと思っていませんか?それは大きな勘違いです。正しい売却方法を知れば、高年式車でなくとも乗り換えを前向きに検討できる金額が期待できます。そこでこの記事では、最新の相場を元にヴォクシーのリセールバリューをご紹介します。高く売るためのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ヴォクシーとは
・歴史
2001年にノアの派生モデルとして初代ヴォクシーが発売され、2022年10月現在で4代目です。両側スライドドアと5ナンバーサイズによる扱いやすさと、初代モデルの誕生から共通してスタイリッシュなミニバンを求めるユーザーに受け入れられてきました。回転するセカンドシートやツインムーンルーフなど、快適性を高める装備も積極的に取り入れてきた歴史があります。
・特徴
5人〜8人乗りモデルまで用意されており、多人数車のミニバンとして快適な室内空間を確保しています。パワートレインは4速ATからスタートし、マイナーチェンジの中でCVTに切り替わり、現在の最新型まで受け継がれています。
内装はノアと共有する部分が多いものの、黒を基調とした外装がヴォクシー最大の特徴といえる部分です。切長でシャープなヘッドライトや存在感のあるグリルが、ヴォクシーをヴォクシーたる所以といえます。
評価基準の違いはありますが、燃費のよさもヴォクシーの強みです。カタログ値10km/h以上をキープしつつ、直列4気筒の2Lエンジン(グレードによる)で過不足ない加速を実現している点も人気の高さの一因でしょう。
ヴォクシーのリセールバリューは良い?
ここでは、10年前の型式「DBA-ZRR70W」の「ZS煌」に関するリセールバリューをお伝えします。結論からお伝えするとヴォクシーのリセールは平均的か、やや良いといえます。具体的な数字をお伝えすると、21.9%〜22.2%と平均の20%よりやや高い評価となっており、買取金額としては約57.4万円が見込まれます。また、ボディカラーはホワイトパールやブラックのリセールが高い傾向です。ただし、実際の査定では、登録年式やクルマの状態でリセールは変わるため、あくまで参考として覚えておきましょう。
ヴォクシーで人気のグレード
ここでは、「DBA-ZRR70W」のヴォクシーの中で、リセールが期待できる人気グレード3つをご紹介します。
ZS煌
ZSをベースにした特別仕様車です。特別仕様車でありながら、ヴォクシーを代表するグレードといって差し支えないほど、高い人気を誇っています。その理由は、ヘッドライトやドアミラーへのメッキ処理や、フロントグリルとバックドアガーニッシュのメタリック加飾など、ヴォクシーの雰囲気をより洗練させたグレードだからでしょう。また、両側パワースライドドアが標準装備となっており、利便性が標準仕様よりも高い点も人気のポイントです。
ZS
エアロパーツが装着されたスポーティなグレードです。ホイールサイズが他の標準グレードよりも1インチ大きくなるため、ミニバンであってもカッコよさを求めるユーザーに人気があります。エアロパーツの影響で3ナンバー車になりますが、特に保険料や税金が変わる訳ではないため、買取面で不利になるような心配も不要です。
ZS G’s
トヨタのレーシングチームが手がけた特別仕様車です。チューニングサスペンションや剛性アップパーツなど、専用装備が使われているためミニバンでありながら、ミニバンらしからぬ高い走行性能が特徴で、走りを楽しみたいユーザーや、走りは諦めたくないユーザーに人気のグレードです。標準車よりも元の価格設定が高いため、買取においても高値がつく可能性が高いです。
高額査定が狙えるオプション
ここでは、ヴォクシーを出来るだけ高額査定にするために有利となるオプションを3つご紹介します。
両側パワースライドドア
ミニバンの定番オプションであり、装着されていると査定に良い影響が出る傾向にあります。グレードにもよりますが片側のみ電動だと、ファミリーユースからすると不便に感じるシーンは多いです。特に小さいお子さんの乗り降りでは必須ともいえるでしょう。そのため、非装着車よりも高値が期待できます。
バックモニター
多人数車のミニバンだからこそ、装着されていると評価されやすいオプションです。最近では360度対応のモデルも出るようになっていますが、子供と出かける前後ではバックモニターが付いているだけで安心感が違います。例え10年前のモデルであっても、Pレンジに入れて動作すれば、ほかのマイナス部分を補填することも期待できます。
ナビ
定番オプションの1つです。最近ではスマホの地図アプリやナビアプリが充実していますが、電波の入り状況によって動作が不安定になる場合もあります。特に少し遠出で郊外に出た場合には、普段は問題なく使えているスマホが圏外になってしまうケースも珍しくありません。そのため、電波の影響を受けないナビがついているのは、購入者側から見ても嬉しいポイントです。
ヴォクシーの売却ならミニバンラボに査定を依頼
10年以上乗ってきたヴォクシーだからこそ、少しでも高く買い取ってもらいたいものです。とはいえ、年式が古いとそこまで期待する訳にもいかず、ディーラーで高値を望むのはなおさら難しいです。また、一括査定では複数社から営業の電話がくるため対応が面倒に感じてしまうでしょう。そこで、ヴォクシーのようなミニバンをはじめ国産車を専門に20年以上の実績があるサービス「ミニバンラボ」を紹介します。豊富な知識と技術を持った専門のスタッフがあなたのヴォクシーを無料で査定が可能です。実際に他社サービスよりも10万円以上の高値で買い取った実績もありますので、現在の相場観を把握するのに有効な手段といえます。
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まとめ
ヴォクシーは過去モデルから、最新型まで国産ミニバンを代表する人気車種です。そのため、10年以上前のモデルであっても、平均相場より高値がつく傾向があります。しかし、中古市場は常に一定ではなく変動するため、明日値崩れが起きてもおかしくはありません。長年連れ添ってきた愛車だからこそ、早めの行動が吉となります。今の価値がどのくらいなのか、査定無料のユーズドカーラボを利用してみてはいかがでしょうか。