アウディTTクーペは、1995年のフランクフルトショーでコンセプトカーが発表され、1998年に市販されたスペシャルティーカーです。
当時アウディに在籍していたデザイナーJ.メイズがデザインを担当しました。
プラットフォームは初代アウディA3やゴルフ4と基本的に共通ですが、ホイールベースは90mm短縮されています。サスペンションは前がストラット
後ろは4WDがダブルウィッシュボーン+トレーリングアームのマルチリンクでFFはトレーリングアームとなっています。
日本には当初、1.8リットル直4ターボのエンジンと4WDを組み合わせた、6速MTの1.8Tクワトロが導入されました。
ボディーがコンパクトでインテリアも非常にディテールにこだわっている車で発売された当初のアウディの意気込みが伝わってくる車です。
普段使いにも使えますし、高速道路での長距離移動にも使えます。
アウディTTのネーミングの意味
TTの名前はイギリスのツーリスト・トロフィー・レースを意味します。
だが一方アウディの傘下メーカーであったNSUが1965年から72年に生産していたスポーティな小型RRセダンの名前がTT/TTSでした。
アウディTTはそのどちらの名も受け継いでいます
メンテナンス
基本的に丈夫な車ですが致命的なトラブルの少ない車です。
ただ、年式は古いので、ターボつきでエンジンルーム内が高温になりやすい設計のため
各ホース類の劣化には注意を払ってください。
メータ類の故障は2万円程度で修理が可能です。
メーターおよびメーターパネルの液晶表示が悪くなり「文字欠け」がおきることがあります。
液晶側の問題でしたらほとんどが基盤からはげ欠けている液晶を、特殊なアイロンで張るだけで直りますので2万円ですみます。