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レクサスHSのリセールバリューは渋め!高額査定を狙うポイントを解説

レクサスHSは、レクサスブランド初のハイブリッド専用セダンです。2009年の販売はレクサスとしては7年ぶりの新車種だったため、注目を集めました。オーソドックスな4ドアセダンなので中古市場でも一定の流通量があります。この記事ではそんなレクサスHSのリセールバリューについて解説します。

レクサスHSとは

レクサスHSの車名であるHSの由来は「Harmonious Sedan」の略で、地球・人・上質の調和を目指して開発されました。トヨタプリウスに搭載されたハイブリッドシステムリダクション機能付きTHS-Ⅱを搭載し、トヨタSAIともプラットフォームを共有する兄弟車の関係です。

レクサスHSの装備

レクサスHSは、走りが楽しめるセダンとしてリアサスペンションに高級車に使われるダブルウィッシュボーンを採用し、高い静粛性と優れた乗り心地を実現しています。エンジンはレクサス初の2.4L直列4気筒にモーターを組み合わせ、燃費はJC08モードで20.6km/Lと低燃費です。大型化する近年の車の中で、全幅1,785mmとどんな道でも臆せず走れるボディサイズは貴重な存在です。

レクサスHSのデザイン

エクステリアは、王道のセダンというよりもノッチバックスタイルが採用され、初代モデルでは大人しめの顔つきでしたが、モデルチェンジを経てスピンドルグリルを装着したことで、勇ましい顔つきを手に入れました。
インテリアは、視認性と操作性を両立した設計で、一部の素材にはエコプラスチックが使われ、環境に配慮しつつ、ステッチ入りのレザーを組み合わせて高級感が演出されています。

レクサスHSの歴史

レクサスHSは、2009年の販売開始から2018年の販売終了まで、年次改良が施されてきました。どのような遍歴を辿ったのか、詳しくご紹介します。

  • 2009年、高級の本質を追求するモデルとして、標準グレードの他、versionS・versionI・versionLの全4グレード構成で発売されました。
  • 2011年、一部改良によりサスペンションの仕様がより滑らかな走りが可能な設定に変更され、標準設定に車両接近通報装置が追加されました。さらに本革素材シート、ツートンカラーの専用インテリア色を持つ特別仕様車「Harmonious Leather Interior」が新しく設定されました。
  • 2013年、マイナーチェンジにより、海外販売併用車種から日本専用販売車種に変更されるとともに、吸音材・遮音材の追加で静粛性が劇的に改善されました。またエクステリアに、レクサスデザインの最たる特徴であるスピンドルグリルを採用し若返りました。
  • 2014年、一部改良として家庭用と同じアクセサリーコンセントがオプション設定されました。追加設定の特別仕様車「Harmonious Leather InteriorⅡ」ではブラック&ホワイトの洗練された室内空間が演出されています。
  • 2015年、一部改良で撥水機能付きスーパーUV400・IRカットガラスと、SDナビゲーションが標準装備され、新色として「ディープブルーマイカ」「アンバークリスタルシャイン」が追加されました。
  • 2016年、一部改良としてベースグレード250hのシート表皮にファブリックとLtexのコンビシートを採用し、新色のグラファイトブラックガラスフレークが設定されました。
  • 2017年、シルバーメタリック塗装のフロントグリルとメッキリアガーニッシュを採用した特別仕様車「Hramonious Style Edition」が発表されました。

レクサスHSのリセールバリューは良い?

レクサスHSの3年後リセールバリューは40%〜46%、5年後リセールバリューで35%〜38%と良くありません。リセールバリューの高いレクサスの中では稀な存在です。人気カラーは他車種と同様にブラック系とホワイト系で、特にグラファイトブラックガラスフレークは人気のカラーとなっています。

レクサスHS人気のグレード

レクサスHSの人気グレードは必要十分な装備を備えたversion Iです。ハイブリッドセダンのキャラクターに合わせて、充実した装備が整っているグレードが支持を集めています。各グレードの特徴をご紹介します。

HS250h version I

インテリアの質感にこだわったグレードです。ウォールナットの本木目と本革のコンビのステアリングが配され、オートアウェイ・オートリターン機能、サイドターンランプ付きドアミラー、電動リヤウィンドウサンシェードも搭載され、充実した装備が特徴です。

HS250h

ベースグレードながら必要な装備は揃っており、最もお買い得なグレードと言えます。本木目調のアームレストやセンターコンソールが設けられているため、ベースグレードとは思えない高級感を感じられるインテリアは一見の価値があります。

HS250h version C

ベースグレードの装備に加えて、シートが本革仕様になります。さらにプラズマクラスターとクリーンエアフィルターを標準装備し、フロントバンパー・リアバンパーがオプション設定されています。

高額査定狙えるオプション

レクサス車は標準装備が充実しており、オプションが限定されているのが特徴です。その中で高額査定が狙えるオプションをご紹介します。

バックモニター

駐車時に視野の確保に役立つのがバックモニターです。数少ないオプションの1つであり、駐車が苦手な方や初心者には嬉しい装備です。

本革シート

多く流通しているベースグレードに人気の装備です。高級感を高めるレクサスだからこそ本革シートを求めている方も多くいます。ただし、本革は状態によってはマイナスに働いてしまう可能性もあるため、どれだけ綺麗な状態を維持できているかがポイントになります。

レクサスHSの売却ならレクラボに査定を依頼

リセールバリューがそこまで高くないレクサスHSだからこそ、「出来るだけ高く買い取ってほしい」と考える方も多いでしょう。クルマ買取サービスは数多くありますが、レクサスHSを売却するなら、レクサス専門の「レクラボ」への査定依頼がおすすめです。レクサスを専門で20年の実績があり、実際に一括査定や他のサービスよりも50万円高い買取事例もあります。

https://www.car-rate.info/lexu-lab/

まとめ

レクサスHSは、レクサス初のハイブリッド専用車として注目されたモデルです。4ドアセダンセダンのため、人気車種とは言えないものの、中古市場においてはタイミングや状態に応じて評価される場合もあります。リセールのチャンスを逃さないために、査定サービスの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。

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ユーズトカーラボ 編集部
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