コラム

古株であるがゆえに「とある魅力」にあふれている日産のフルサイズミニバン「エルグランド」

それでは今週もさっそく「おすすめミニバンのおすすめグレード」に関する研究を進めてまいりましょう。今週のお題は、デビューは2010年8月といささか古株であるものの、古株であるがゆえに「とある魅力」にあふれている日産のフルサイズミニバン「エルグランド」です。

モデル末期ゆえの「大型値引き」に注目したい


この種の「ゴージャスでフルサイズなミニバン」といえば最近はトヨタ アルファードまたはヴェルファイアの独壇場であり、せいぜいそれを追う形で三菱デリカD:5がまあまあ売れている……ぐらいのニュアンスです。
であるにもかかわらず、なぜ今さら2010年デビューのエルグランドに注目するのか?
それはズバリ「値引き額がデカいから」です。
完全にモデル末期となっているエルグランドであるため、ディーラーの現場では今、かなりの大型値引きが期待できるのです。
正直申し上げて大型値引きなしではさほど魅力を感じないエルグランドではありますが、100万円近い値引きが飛び出す可能性もあるなら話は別です。現金なもので、なぜかいきなりグッと魅力を感じてしまうわけです。


実際エルグランドは度重なるマイナーチェンジで地道に商品力をアップさせていますし、直近では2018年12月の小変更で先進安全装備がかなり強化されました。あえて今狙ってみる価値はあるのではないかと思う次第です。

3.5L V6ではなく2.5L直4でも基本的には十分



では具体的なグレード選びについて考えてみましょう。
星の数ほど(?)グレードが多いエルグランドですが、ざっくり考えるならば、
●3.5L(280ps)の350ハイウェイスター系にするか?
●それとも2.5L(170ps)の250ハイウェイスター系でいくか?
というのが基本的な争点となります。
諸説あるでしょうは、筆者としては「2.5Lで十分」と考えます。理由は「モデル末期のクルマを買うなら安いほうがいい」という身もフタもない話と、それに加えて2.5Lのほうでも「まあまあ十分」といえる動力性能は十分有しているからです。
参考:日産のフルサイズミニバン「エルグランド」売却専用ページ!

2列目は絶対にキャプテンシートで!



で、仮に250ハイウェイスター系で行くと決めたなら、お次は「7人乗りか、それとも8人乗りか?」という問題を片付けましょう。
これはもう「7人乗り」で決まりです。
なぜならば8人乗り仕様のセカンドシートである「6:4分割ベンチシート」も決して悪くはないのですが、7人乗り仕様の「コンフォタブルキャプテンシート(ロングスライド、シートバック中折れ機能、オットマン、カップホルダー4個付、シートサイドテーブル、角度調整式アームレスト付)」と比べてしまうと圧倒的に見劣りしてしまうからです。男は黙ってキャプテンシート。そしてもちろん女性も、2列目はぜひキャプテンシートで行こうではないですか。

できれば300万円台のグレードで済ませたい

ここまでくれば、選ぶべきグレードの数はかなり絞られてきます。駆動方式は4WDじゃなくてFFで十分とするなら、以下の4グレードが候補となります。
●250ハイウェイスターS[7人乗り]|353万1600円
●250ハイウェイスターS アーバンクロム[7人乗り]|381万2400円
●250ハイウェイスター プレミアム|427万2480円
●250ハイウェイスター プレミアム アーバンクロム|447万7680円
最上級グレードであるプレミアムおよびプレミアム アーバンクロムの装備類は確かに魅力なのですが、前述のとおり超モデル末期のクルマに400万円以上の車両価格を支払うのはやや納得し難いものがあります。それゆえ、ここは「300万円台」に限定したいところです。

おすすめは「250ハイウェイスターS[7人乗り]」に決定!

となれば、残るのはこの2グレードだけ。
●250ハイウェイスターS[7人乗り]|353万1600円
●250ハイウェイスターS アーバンクロム[7人乗り]|381万2400円
両者の価格差は約28万円なわけですが、実はこの2グレード、装備には大した違いはありません。いやもちろん違うは違うのですが、「決定的な差」とまでは言えない感じなのです。

具体的には、
●本革巻・木目調コンビステアリング&本革巻シフトノブ
●ダーククロムグリル
●ダーククロムフォグランプフィニッシャー
●アーバンクロム専用リヤコンビネーションランプ(クリアブラックタイプ)
●グラファイトフィニッシュ18インチアルミホイール
●ワンタッチオートスライドドア〈運転席側〉
ぐらいの違いしかありません。まぁ「あったほうがいいかもしれないけど、なくても特には困らないモノ」ばかりだと言えるでしょう。ワンタッチオートスライドドアにしても、助手席側は安いほうの250ハイウェイスターSでも標準装備ですから。
ということで、繰り返し申し上げてきた「モデル末期のクルマを買うならあまり高いお金は出したくない」という理屈に基づき、おすすめグレードは下記に決定いたしました。
●250ハイウェイスターS[7人乗り]|353万1600円
何年か前ならいざ知らず、現時点ではこれを選ぶのがもっとも賢いはずです。

値引きを入れて考えれば車両価格は200万円台?


で、ここからさらに「値引き」があるわけです。
もちろん値引きというのはケース・バイ・ケースで大きく金額が変わるものですので、「絶対にこう!」と言うことはできません。
しかし今、筆者の独自取材によればエルグランドの250ハイウェイスター系では「70万円またはそれ以上」という大型値引きが飛び出る可能性は大いにあるのです。
仮に70万円の大型値引きが発生すると……、
353万1600円-70万円=283万1600円
ということになり、つまり「車両価格200万円台でエルグランドの上級グレードが買える」という嬉しい事態が発生するわけです。
もちろん車両価格のほかにいくつかのオプション装備代金を払うことにはなりますので「総額200万円台」というわけにはいかないでしょう。しかし、他社の類似カテゴリーを買う場合と比べて圧倒的に安い総額となることは間違いありません。
先ほども申し上げましたが、大型値引きがない場合は、今さらエルグランドというのは少々微妙なのかもしれません。ですがある程度以上の値引きが発生しそうな場合は、250ハイウェイスターS[7人乗り]は十分検討の価値があるミニバンなのではないかと考えます。
ご参考になったならば幸いです。それではまた来週!
[ライター/伊達軍曹]

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ユーズトカーラボ 編集部
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