コラム

国産SUV最多メーカー。用途と流行の2つを合わせたトヨタのおすすめSUV7選!!

あなたならトヨタのSUVの中からどの車種を選びますか?どんな道でも走破するランクルでしょうか?それともスポーツカーのようなC-HR、コンパクトなライズでしょうか?ここではあなたにピッタリのトヨタのSUVをご紹介します。

トヨタのSUVとは?

多くの車種をラインナップするトヨタですが、今ブームとなっているSUVに関しては出遅れた事実があります。特に2019年までは、大ヒットしたC-HRはあるものの、あとは2013年デビューのハリアーとSUVというよりクロカンのイメージが強いランドクルーザーしかありませんでした。
しかし、2019年に新型RAV4とダイハツが開発したライズが登場し、これまでの上位クラスと合わせて一躍SUVラインナップが充実し、ミニバンに続いてSUVでも市場を席捲しようとしています。

ダイハツからの贈り物 ライズ

現行モデル発売時期:2019年
全長×全幅×全高:3995×1695×1620 mm
エンジンタイプ:1.0Lターボ
新車価格:167 .9 万円 ~ 228 .2 万円
SUVに乗りたいけど大きな車は運転しにくいからコンパクトなサイズがいい。でも、荷物をたくさん積みたいといったユーザーのわがままな要求に応えたのが、5ナンバーサイズのコンパクトSUVであるライズです。
コンパクトなボディなのに十分な広さの室内と、容量タップリで可動式デッキボードによって使いがっての良い荷室が備わっています。エクステリアはワイドで個性的なフロントデザインと、大径タイヤによる力強いSUVらしさあふれるデザインとなっており、間違いなくSUVに乗っているというわくわくした気分になります。また、エンジンにはダイハツ製の1.0L直列3気筒ターボエンジン
が採用されます。
安くてコンパクトなのにSUVらしさあふれる走りとスタイリング、そして機能も安全性もバッチリのライズは、今一番おすすめのSUVです。そして、ライズはダイハツが製造し、トヨタへOEM供給する車種であり、姉妹車となるダイハツのロッキーとは基本的に同じ車種となります。つまりライズはダイハツからの最高の贈り物といえるのです。

街から大自然に帰ってきたSUV RAV4

RAV4
出典:ウィキメディア
現行モデル発売時期:2019年
全長×全幅×全高:4600×1855×1685 mm
エンジンタイプ:2.0Lガソリン 2.5Lハイブリッド
新車価格:2,656,500円~3,888,500円
乗用車ベースのクロスオーバーSUVの先駆けとなったRAV4は、代を重ねるごとに、SUVというより街乗りの乗用車としての性格が強くなっていました。しかし、5代目となるRAV4は、FFも設定されているものの、4WDを3種類も設定するなど四輪駆動にこだわり、悪路走破性を充実。そして、先代までのファミリーカー的なデザインから一転、SUVらしいアクティブなデザインとなっています。
そして、パワートレインには「ダイナミックフォース エンジン」と呼ぶ新世代2.0L直噴ガソリンと2.5Lのハイブリッドの2種類となり動力性能もアップ。先進予防安全技術「トヨタセーフティセンス」やコネクティッドサービスは全車に標準装備されています。
先代のイメージからガラリと変わったRAV4は、まさにSUVのあるべき場所である大自然への回帰とも受け取れます。もちろん街乗りが大前提ですが、そのアクティブなイメージが多くの人に受け入れられています。

SUVにこだわらないSUV C-HR

C-HR

smartcapture


出典:ウィキメディア
現行モデル発売時期:2016年
全長×全幅×全高:4385×1795×1550 mm
エンジンタイプ:1.8Lハイブリッド 1.2Lターボ
新車価格:2,367,000円~3,095,000円
SUVとしながらも、コンセプトモデルのような斬新でスタイリッシュなクーペフォルムのC-HRは、コンセプトである「我が意の走り」を徹底的に追求して、悪路よリもサーキットが似合う異色のクロスオーバーSUVとなっています。パワートレインには、プリウスと同様の1.8Lのハイブリッドと、1.2Lガソリンターボエンンの2つをラインナップしてます。また、また、トヨタ・ガズーレーシングが手掛けるスポーツカーシリーズ「GR SPORT」も設定されるなど、スポーツモデルとしての特徴をさらに強めています。
RAV4、プリウス、86の3つの長所を併せ持つC-HRは、悪路を走ることもなく後席の利用機会も少ない人にとって魅力的な車種となっています。

世界の高級SUVブームはこの車から始まった ハリアー

現行モデル発売時期:2013年
全長×全幅×全高:4725×1835×1690 mm
エンジンタイプ:2.0L、2.0Lターボ、2.5Lハイブリッド
新車価格:3,004,100円~5,045,700円
都会的で高級感のあるプレミアムSUVブームの先駆けとなったハリアーは、発売から7年目になる現行モデルも高い人気を誇り。流麗なボディデザインは、高い車高のために存在感があり、前後に長いオーバーハングは走行性能には不利でも、優雅なエクステリアデザインのポイントとなっています。パワーユニットには2.0Lガソリンエンジンと、2.0Lターボ、そして2.5Lハイブリッドモデルを設定しています。
木目やクロームを多用したわかりやすい高級感と、SUVでありながら乗り心地の良さが特徴のハリアーは、国内専用車ならではの日本の環境と日本人にとって最良のSUVと言えます。

街に出たランクル ランドクルーザープラド

ランドクルーザー プラド
出典:ウィキメディア
現行モデル発売時期:2009年
全長×全幅×全高:4825×1885×1850 mm
エンジンタイプ:2.7Lガソリン 2.8Lディーゼル
新車価格:3,603600円~5,462,600円
ランドクルーザーの路面状況を問わない優れた走行性能を持ちつつ、街乗りにも使えるカジュア
ルなモデルであるプラドは、広い車内が特徴で5人乗りの他、7人乗りの3列シート車もラインナップされ、サードシートはスイッチ一つで格納・復帰できる電動フロア格納機構を採用します。パワーユニットには、2.7Lガソリンエンジンのほか、パワフルな加速と優れた燃費の2.8Lディーゼルエンジンも用意され、衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティー・パッケージ」が採用されています。
ランドクルーザーの悪路走破性能にあこがれていても、日常使いには向かないからとあきらめている人にとって、プラドは実用性を兼ね備えた現実的な選択肢となります。

トップオブSUV ランドクルーザー

現行モデル発売時期:2007年
全長×全幅×全高:4950×1980×1880 mm
エンジンタイプ:4.8Lガソリン
新車価格:4,826,800円~6,974,000円
悪路で絶大な信頼性を誇るランドクルーザーは、剛性に優れた強靭なラダーフレームを採用した本格的SUVらしさを主張しつつ、高級感のあるプレミアムSUVとして豪華な内外装が与えられている点が特徴です。
エンジンには460N・m ものトルクを誇るV型8気筒4.6Lエンジンを搭載。4WDシステムには路面状況に合わせて出力やブレーキ性能を調節する「マルチテレインセレクト」をを全車に採用することで、どんな悪路も走破できる性能を備えています。また、車高調整機能や走行状態に応じて減衰力を自動制御するAVSも装備しています。
また、衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティー・パッケージ」の採用に加え、ボディ各所のカメラで死角をカバーするなど予防安全装備も充実しています。
ランドクルーザーと聞くと悪路を疾走する姿をイメージしますが、200系といわれる現行モデルは、どんな天候や道でも安心して走れる高級車というのが正しい認識なのです。

ハイラックス

ハイラックス
出典:ウィキメディア
現行モデル発売時期:2017年
全長×全幅×全高:5335×1855×1800 mm
エンジンタイプ:2.4Lディーゼル
新車価格:3,382,500円~4,034,800円
13年ぶりに日本国内で発売されたハイラックスは、海外仕様の大型ボディのピックアップトラックとなり、ダブルキャブ仕様であることからSUVとしての性格を強めることとなりました。5mをゆうに超えるサイズと215mmもの最低地上高、そして400N・mのトルクのディーゼルエンジンにより、悪路走破性能はランドクルーザーにも匹敵するものとなっています。
街乗りメインのクロスオーバーSUVとは異なり、積極的に悪路を責めたい本格派ユーザーにとってはこれ以上ない選択肢の車種といえます。

まとめ

トヨタには以上のように全長4mを切るコンパクトクラスから、5mを超える大型まで7種類のSUVをラインナップし、その性格もファミリー向けから本格クロカン仕様まで豊富な取り揃えとなっています。誰でもどんな人にも必ずピッタリ合うトヨタのSUVラインナップ。貴方にも最適な一台がきっとあるはずです。
[ライター/田中秀雄]

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ユーズトカーラボ 編集部
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