車大好きライター中込健太郎さんの寄稿記事を車種別に編集して掲載しています。 輸入車買取相場.comではベンツSLKクラスに限らず、専門ライターの記事、一般ユーザーによる口コミレポートを掲載しています
ベンツSLKクラスを購入するお勧めの年式
『SLKの4気筒モデル』は★★★★☆
オープンカーのある人生の歓びを教えてくれるという点で、このようにさせていただきました。
ベンツSLKクラスを探すなら
※「2シーターでよい。子育ても終えて華やかなロードスターが欲しい。」
という方にお勧めしたいのがSLKクラス!!
最近では珍しくなくなったリトラクタブルハードトップ(布製の幌ではなく、折り畳み式のハードトップが開閉するタイプ)の先駆的存在です。
1990年代の終盤に登場してから、コンパクトでプレミアムなオープン2シータークラスをけん引してきた存在です。
4気筒のベーシックグレードからスタートし、ハイパフォーマンスモデルも多数用意。
輸入車としてはさほど高額ではない価格帯も手伝って、大変ポピュラーなクルマとして、メルセデスを、そしてオープンカーのある暮らしを多くの人により身近な存在にした功績は大きいでしょう。現行で3代目ですが、2013年には登坂発進のアシスト機能を追加した6速MT車を追加、メルセデスベンツの日本市場におけるMT車としては21年ぶりの登場となり話題になりました。このMTモデルも含め、見た目はスポーツカーながら乗り味は極めて素直。忠実な乗用車としての節度あるもの。 乗用車から乗り換えてもさほど違和感はないでしょう。
もし、2人乗りである点を譲歩していただけるのであれば、皆さんに乗っていただきたい一台です。
メルセデスには昔から伝統的にSLという高級スポーツカーがありました。今もあります。
こちらはより快適でより高性能が身上の非の打ちどころのないクルマです。 ただ、クルマ自体が今よりよほど贅沢だったころからある、だれが見ても高級で豪華なクルマです。そのためもし何かあった場合の修理代が相当かさみます。
どうしても好きな方、その維持工数を了承いただける方でないと、広くお勧めができるクルマではないというのが正直なところです。
その点でも2人乗りでよいという限りにおいてはSLKはおススメしたいモデルです。
ただし、お勧めするのは4気筒モデル、とさせてください。
一部6気筒モデルやAMGのV8エンジンを搭載したものがありますが、これは人によってフロントがヘビーだ、と思われることでしょう。
AMGは台数が少ないため、あっても高価です。