コラム

ビッグマイナーチェンジを行った三菱アウトランダーPHEV。グレードの全容はいかに

それでは今週もさっそく「おすすめSUVのおすすめグレード」を研究してまいりましょう。今回のお題は2018年8月23日にビッグマイナーチェンジを行い、より魅力的な存在となった三菱アウトランダーPHEVです。

大幅改良により「EVらしさ」がUP


まずはビッグマイナーチェンジの内容を簡単におさらいしておきましょう。
ざっくり言いますと、今回はエンジン排気量を拡大するなどしてプラグインハイブリッドシステムを改良し、これまで以上に「EVらしさ」が強調されました。そして車両運動統合制御システムの「S-AWC」や走行性能の改善も図られています。。
EV走行時の最大航続距離は従来の60.8kmから65.0kmへ延び、エンジン排気量は従来の2Lから2.4Lに拡大。低回転域での発電効率を高めると同時に、モロモロの工夫によってエンジンからの発生音も低減しています。
S-AWCは、従来の「NORMAL」「LOCK」に加えて「SNOW」と「SPORT」を追加。ボディ剛性の強化も全グレードで行われ、乗り心地と操縦安定性が向上しています。
エクステリアはハイビームにLEDを採用し、その他いろいろのデザインも小変更。そしてリアスポイラーも全車標準装備になりました。
インテリアでは各部の意匠が小変更されるとともに、フロントシートのサイド形状なども変更。上級グレードではダイヤキルティングの本革シートやレーザーエッチングを施したオーナメントパネルを採用するなどして、高級感が向上しています。
さらには駆動用バッテリーの充電中でもエアコンの使用が可能になり、先進安全装備は衝突被害軽減ブレーキシステムと誤発進抑制機能(前進および後退時)が標準装備です。

グレードは特別仕様車を含む5種類。駆動方式は全車4WD


で、肝心のグレードラインナップとそれぞれのプライスは以下のとおり。駆動方式はPHEVの場合、全グレードとも4WDとなります。
●Gリミテッドエディション(特別仕様車)|393万9840円
●G|418万2840円
●Gプラスパッケージ|447万9840円
●Gプレミアムパッケージ|479万3040円
●Sエディション|509万40円
果たしてこれらのなかのどれが「おすすめグレード」に該当するのでしょうか? 以下、細かく検討していきましょう。
参考:三菱アウトランダーPHEVを売却するなら専門ページで!

本革シートは素敵だが、標準のシートも悪くない





まずインテリアですが、インパネまわりの質感や装備はどのグレードを選んでもおおむね良好です。もちろん最上級グレードであるSエディションと上級グレードのGプレミアムパッケージは「モーフィングブラック(ピンストライプ付)」というカッコいい仕上げなんですが、標準グレードの「ピアノブラック(ピンストライプ付)」もなかなかいい感じです。



迷うべきポイントは「シート表皮」でしょう。PHEVの場合、GリミテッドエディションまたはGだと「コンビネーション(スエード調素材×機能性素材)」というシート表皮になりますが、SエディションとGプレミアムパッケージは「ダイヤキルティング本革」となっています。
このダイヤキルティング本革は当然かなりの高級感があるのですが、実はコンビネーション(スエード調素材×機能性素材)のほうの質感もなかなかイケています。どちらを好むかは人それぞれですが、少なくとも「絶対に本革じゃないとイマイチ!」ということは言えないはずです。

先進安全装備はすべてのグレードで超充実




エクステリアの美観というか装備類も、各グレードで大きな差は認められません。もちろん最上級グレードであるSエディションでは18インチアルミホイールが「高輝度ダークシルバー」になるなどの差別化がされていますが、Gプラスパッケージ以下の18インチアルミホイールもなかなか悪くありません。

またフロントグリルはSエディションだけが「ブラックメッキ」となりますが、他のグレードが採用している「ダークメッキ」とそれほど大きな違いがあるわけでもありませんので、「好みの問題」と言える部分です。

エクステリアに関しては「電動ガラスサンルーフ(チルト&スライド・セーフティ機構付)」が標準装備であることが、Sエディションの強みではあるでしょう。
お次は安全装備と機能装備ですが……これはもう全グレードでかなり充実しています。



S-AWCやアクティブヨーコントロール(AYC)、マルチアラウンドモニター(バードアイビュー機能付)、e-Assist(先進安全装備の全部盛りパッケージ)、パーキングセンサー等々は全グレードで標準装備ですので、「ここに関してはどれを選んでもノープロブレム!」と言うことができるでしょう。

イチ推しは「Gプレミアムパッケージ」で、次点が「Gプラスパッケージ」


以上のもろもろを踏まえた結果、当ラボとしては、新型三菱アウトランダーPHEVのイチ推しグレードは「Gプレミアムパッケージ(479万3040円)」で、次点として「Gプラスパッケージ(447万9840円)」を推したいと思います。
理由は「最上級のSエディションじゃなくても、何かと十分以上だから」です。
ここまで見てきたとおり、新型アウトランダーPHEVは標準グレードであっても安全装備や(基本的な)豪華装備は大いに充実しています。であるならば、わざわざ最上級グレードを選ばずともけっこう満足できるのではないか……と思う次第です。
そのなかでイチ推しをGプレミアムパッケージとしたのは、「せっかくアウトランダーPHEVに乗るならやっぱ本革シートだべ?」と考えるからです。
ですが、文中で申し上げたとおり本革ではないほうのシート表皮もなかなかイケてる質感ですので、本革シートにこだわりがないのであれば、次点の推しメンであるGプラスパッケージで十分以上に満足できるでしょう。
ということで、新型アウトランダーPHEV選びの少しでもご参考になったならば幸いです。それではまた来週!
[ライター/伊達軍曹]

新型のホンダCR-V。「2年ぶりの復活」で注目のSUV!おすすめグレードやいかに前のページ

今もっともホットな激戦区であるCセグメント級SUV。注目のレクサスの新型SUV「レクサスUX」のおすすめグレードはコレか!次のページ

この記事を書いた人
ユーズトカーラボ 編集部
ユーズトカーラボ 編集部

ユーズドカーラボマガジンは国内最大級の中古車専門メディアです。自動車ライターによる中古車に関するコラムや、相場などの詳細情報まで網羅しています。

関連記事

  1. コラム

    日避けに便利なサンシェードをBMW X3にも活用しよう!

    BMW X3のサンシェードは純正オプションをラインナップしており、X3…

  2. コラム

    子供が生まれた後にBMWを購入しました体験談

    子供が生まれて、家族が増えたタイミングで車の買い替えを検討され…

  3. コラム

    伊達軍曹のここだけSUV談義 第14弾。今の時代になって初めて気づいた、スバルのSUVの「本質的魅力…

    つい先ほど、いわゆる「スバル女子」にインタビューする仕事を行ってきた。…

  4. コラム

    北欧のエッセンスが盛り込まれたボルボV50

    volvoはS60,V60が大変な人気を集めていますが、以前から静かに…

  5. コラム

    ベンツ・BMWの故障の話。修理費用を安い水準に抑えるポイント

    日刊カーセンサーでお馴染みの伊達軍曹さんに故障しても修理費が抑えられる…

  1. コラム

    意外と簡単!BMW X3のフォグランプの交換方法をご紹介!
  2. コラム

    「レクサス HS」このモデルはレクサスはもちろんトヨタとしても、歴史に名を残す重…
  3. コラム

    日産のスポーツセダンの代名詞!名車「ブルーバード」の魅力と系譜をご紹介
  4. コラム

    徹底解説!BMW X3のルーフキャリアはどんなものが販売されている?
  5. コラム

    BMW X5のパーツはどんなものがある?内外装それぞれのパーツを解説!
PAGE TOP