愛車セルシオの買取価格に満足していますか?
1989年にレクサスLSの国内向けとして登場したトヨタの最高級セダン・セルシオ。登場とともに大きな話題となり大ヒットしました。その開発思想は「源流主義」と呼ばれ、騒音や振動を発生源から解決しようという斬新なもの。異次元の静粛性と省燃費性でベンツやBMWなどに対抗し、海外でもヒットを飛ばします。2006年、レクサスの国内展開に伴い販売終了。17年にもわたるブランドにピリオドを打ちます。
セルシオの買取相場について
販売終了から10年以上経つクルマですが、いまだに中古市場では人気車種の座をキープ、かなりの台数が流通しています。状態のいいクルマは高値がつくことも少なくありません。価格上位層のクルマは主に最終型である3代目モデル後期型。その中でもレザーシート装着車は人気で、特にセミアニリンレザーシートの「インテリアセレクション」は有利です。また、登場から30年近くが経つ初代モデルも状態のいいクルマはプレミア価格で流通しています。買取相場:〜約210万円以上(2018年11月現在)
セルシオの買取や売却のポイント
「壊れないけど高級感はない」という海外での日本車のイメージを覆したのがこのセルシオで、国産高級車の中でも別格の存在です。ベンツSクラスをはじめ海外勢と互角にわたり合うの品質の高さは特筆に値するでしょう。静粛性と省燃費のための工夫はあらゆる部分で抜け目なく行われ、とりわけ空力性能はセダンとしては異例の高さでした。2000年に登場した3代目UCF30型では初代以来のウィークポイントであった高速域での操舵性やブレーキ性能を向上。初代をキープコンセプトに最後まで熟成を重ねています。