愛車RAV4 EVの買取価格に満足していますか?
RAV4 EVはトヨタ自動車によりこれまで2度にわたって開発されたことのある電気自動車です。同社のクロスオーバーSUVであるRAV4をベース車両とし1997年に初代RAV4 EVがデビュー。当時販売中であった初代RAV4にトヨタのハイブリッド車でも使われているシール型ニッケル水素電池を搭載し、サスペンションはRAV4と同じくフロントにストラット式、リアにダブルウイッシュボーンを搭載。EVへとコンバートしたモデルで2003年に販売が終了しました。それから約10年を経て2012年に登場した2代目RAV4 EVはトヨタ自動車と米テスラモーターズとの共同で開発され、カリフォルニア州限定で販売。その性能は初代に比べ格段に向上していましたが、日本導入はおろか北米全土での販売も行われないまま2014年に販売が終了。約2年間のみの短命なモデルとなりました。
RAV4 EVの買取相場について
トヨタRAV4 EVの生産は極端に少ない車種であり、相場が存在しない状況にあります。日本国内ではレンタカー会社などへ向けて買い戻し条件つきのフリート販売で流通を始め、2000年に生産が終了してからも2003年までリースが続けられていました。一部の車両は、生産終了後に希望者のみに販売されました。リースおよび販売の合計台数は1,484台となっています。そのうちの何台が販売されたのか、何台を買い戻したのかという数字は発表されておらず、現在中古車市場に流通している個体数が極端に少ないことに加え、これから先も市場に現れる可能性は低いことが予想されます。その希少性の高さから明確な買取相場を示すのが難しい車種であるといえます。
RAV4 EVの買取や売却のポイント
現在の中古車市場において、RAV4 EVは大変希少であるため、市場では滅多に見られない一台となっています。実際の車両査定の際には個体の状態などの要素が最優先されるでしょう。RAV4 EVに関しては、モデルを通してたった1,484台の流通台数であったこと、グレード構成やマイナーチェンジが存在しないこと、モーターやバッテリーが未発達の時期に作られた電気自動車であることなどを考慮すると、具体的な買取のポイント等を挙げることはあまり意味を成さないと思われます。売却を検討する際には、まず信頼できる取引店に相談してみるのが先決でしょう。マニアックなSUVの取扱にも精通しているSUVラボであれば、適正な価格を提示してくれるでしょう。ぜひお気軽に相談ください!