愛車ランドクルーザー70の買取価格に満足していますか?
ランドクルーザー70(LAND CRUISER 70)はトヨタ自動車が製造・販売するSUVの中で、どんな過酷な状況にも耐え得る性能を持った最もタフなオフローダーSUV。そのルーツは60年以上前に遡ります。1955年に「ジープBJ型」として登場したクルマが後にランドクルーザーの名前を与えられて3系統に派生しながら進化した中、日本国内におけるヘビーデューティー系の最終形として1984年から2004年まで販売され続けたロングランモデルでした。また、2014年にはランドクルーザー70の発売30周年を記念し1年間限定で復活。非常に大きな反響があり、予想をはるかに上回る販売台数を記録しました。
ランドクルーザー70の買取相場について
ランドクルーザー40系の後継モデルとして誕生した70系最大の特徴は、なんといってもその頑丈さです。世界中のどのような悪路でも走り抜ける性能に関してライバルになり得るクルマはもはや存在しません。走破性のみならず耐久性にも優れており、他の車種では過走行気味ともいえる走行距離10万km程度ではビクともせず、中古車市場では30万kmを超えるような個体も取引されています。この強烈な個性に惹かれる愛好家が多くプレミア的な価値が付いており、買取相場も高めで安定しています。とくに2014年から1年間限定で販売された個体は、発売から1カ月の間で月販目標200台の約18倍にあたる約3600台を受注したほど人気を集め、現在では中古車でしか手に入らないことから新車販売時よりも高い価格の中古車が流通する希有な事態となっています。
・買取相場 30万円~360万円(2018年8月現在)
ランドクルーザー70の買取や売却のポイント
ランドクルーザーシリーズの3系列は、フラッグシップモデルで高級装備を与えられた上質SUVのランドクルーザー200系、70系からの派生であるもののオンロードでも扱いやすいカジュアルなクロスオーバーSUVのランドクルーザープラド、そして道なき道を進み酷使にも耐え続けられるキング・オブ・オフロードSUVのランドクルーザー70系に分かれています。70系はその屈強さから辺境地や新興国でも頼れる足として選ばれ続けており、日本を代表する名車のひとつと言えるでしょう。国連や国境なき医師団などの機関で利用されていることでも知られています。1984年の販売開始から30年以上が経過しているものの、現在の中古車市場にはモデル初期の個体が同年式の他車種の何倍も高い価格で流通しています。さらに前述の通り、1年限定で復活した2014年~2015年式に至ってはその希少性から非常に高いプレミア価格となっています。こうした車両は一括査定やディーラー下取りの評価より、マニアックなクルマにも精通した買取専門店等による査定のほうが圧倒的に高い評価がつきます。ランドクルーザー70の査定は、個体の古さに関わらず、各装備の状態やメンテナンス記録から程度の良し悪しを判断し、プレミア価値も考慮して判断できる取引店を選ぶことが大切です。