愛車ヴェゼルの買取価格に満足していますか?
本田技研工業が製造・販売するコンパクトクラスのSUVで、中国および香港を除く主要海外市場ではHR-Vの車名で販売されているホンダ・ヴェゼル(VEZEL)。パワートレインはハイブリッド仕様とガソリンエンジン仕様の2仕様があり、それぞれにFFと4WDが用意されています。コンパクトSUVブームの火付け役とも言えるヴェゼルは、2014年から2016年の3年間には日本国内のSUV販売台数ナンバーワンに輝きました。燃費性能が高く、且つミニバンのような使い勝手の良さをも併せもったSUVとして幅広い層から愛される大人気のクルマです。
ヴェゼルの買取相場について
ホンダ・ヴェゼルの登場は2013年。その年のデトロイトモーターショーで世界初公開された「アーバンSUVコンセプト」と呼ばれるコンセプトモデルが前身となっています。2018年2月のマイナーチェンジでは、フロントバンパーやグリルのデザインが変更されたほか、ヘッドライトがインラインタイプのLEDに変更されました。加えて、ボディカラーには新規開発色となる「オーロラアメジスト・メタリック(オプションカラー)」、「シルバーミストグリーン・メタリック(「RS」を除く)」が追加設定されています。非常に人気の高い車種であるため中古車市場の流通数もかなり多いクルマですが、現状は比較的高値で安定した買取額となる傾向です。やはり高年式・低走行車であればより高額査定が期待できるでしょう。
・買取相場 80万~170万円(2018年7月現在)
ヴェゼルの買取や売却のポイント
ホンダ・ヴェゼルの全長は4,330mm(RSは4,340mm)、全幅は1,770mm(RSは1,790mm)で、市街地でも運転しやすいサイズ感です。さらに最小回転半径は5.3m(RSは5.5m)で取りまわし性も良好。燃料タンクをフロントシートの下に搭載する、ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用しているため、そのコンパクトなボディの中には意外なほど快適な車内空間が広がっています。マイナーチェンジ後はハイブリッドシステムが改善されて加速感が滑らかになり、運転のしやすさが向上。ボディにはノイズ低減のための制振材が追加され、より静粛性を高めています。基本的な買取や売却のポイントは他車種とあまり変わりありませんが、現在はとくに豊富なカラーバリエーションがあることから、ひと昔前のような「ブラック・ホワイト系のみ人気」という状況とは評価基準が変化しているように感じられます。
では高額査定および買取の具体的なポイントを下記に挙げていきます。
・ボディカラー:ブラック・ホワイト系は安定した人気があるものの、シルバー・イエロー・レッドも確実に需要あり
・グレード:新車価格がより高いハイブリッド仕様は買取額も高額。ただしガソリンエンジン仕様も根強く人気
・必須装備:カーナビ(できれば純正)
・その他:先進安全機能「ホンダ・センシング」搭載車は高評価。本革シート、禁煙車、低走行、事故歴/修復歴/パネル交換/板金塗装なしであれば尚良し
2018年のマイナーチェンジにて、希望すれば非装備設定も可能なものの、ほとんどのグレードでホンダ・センシングの標準装備化がなされたことは大きな変化です。ホンダ・センシングはミリ波レーダーと単眼カメラをセンサーに使い、歩行者や車両を検知して緊急自動ブレーキを作動させる先進安全機能。作動の上限速度が高く、車両と歩行者に対しては時速80kmまでカバーしています。さらに、路側帯の歩行者と衝突する危険を検知した時は、ハンドルを自動制御して回避操作をうながしたり、制限速度や進入禁止の標識を検知して、モニター画面に表示する機能もあります。そのほか、高速道路では車間距離を自動制御する「クルーズコントロール」や、車線の中央を走れるようにパワーステアリングを制御する運転支援の機能も備わるなど、さまざまな機能が魅力です。着実な改良で、これからも人気車種であり続けるであろうホンダ・ヴェゼル。ご売却を検討の際は、SUV取り扱いの豊富な知識と経験をもつ弊社へぜひご相談ください。