愛車カローラスパシオの買取価格に満足していますか?
1997年にカローラのミニバン型派生車種として登場。「スパシオ」とはイタリア語で「空間」を意味する語から取った名前です。カローラベースなので室内は決して広くはありませんが、2列シートの4人/5人乗りに加え3列シート6人乗りも設定。2001年に登場した2代目は定員こそ7人ですが実質5人乗りという扱いで、3列目シートはあくまで緊急用とされました。ミニバンというよりは多目的用途車の意味合いが強くなったといえるでしょう。
カローラスパシオの買取相場について
流通しているのは主に2代目モデルです。白やシルバー系が多い印象ですが、えんじ色やブルー系のクルマもいるようです。しかしボディーカラーというよりも、年式やクルマの状態、車検の残り期間を重視して価格が決められているのも事実と言えると思います。基本的に価格上位層は最終型となる2005年以降のモデルが占めており、走行距離もできれば5万キロ程度が望ましいです。この年代のクルマはプラスチックの変色によるヘッドライトの黄ばみが多いので、まめに手入れすると外装面で大きな差がつきます。買取相場:〜約27万円以上(2018年11月現在)
カローラスパシオの買取や売却のポイント
マルチパーパスカーの先駆けと言えるクルマです。スパシオ登場のからしばらく経ったのち、他メーカーからもコンパクトカーベースの3列シート車が販売されることになりました。そういった意味では先見性のあった車なのではないかと思います。正直無理矢理感の否めなかった初代ですが、2代目登場時にはいたずらにボディサイズ拡張に走らず、日本の道路事情に適したクルマという姿勢を崩さなかったのは評価できる点でしょう。