愛車デボネアの買取価格に満足していますか?
三菱デボネアは三菱自動車が製造していた4ドア高級セダンで1969年から1999年まで3世代にわたり販売されていました。初代デボネアは1964年から1986年まで22年間もの長い間基本的な設計やデザインを変更せずに販売されており「走るシーラカンス」と呼ばれていました。これほど長期にわたり製造されていた国産車は少なく現在でも人気の高いモデルです。2代目は1986年から1992年まで6年間、製造販売され2代目から駆動方式を前輪駆動へ変更しています。2代目デボネアはメルセデス・ベンツのチューナーAMGが監修したデボネアAMGも用意されました。3代目は1992年から1999年まで7年間製造販売され35年間続いたデボネアの歴史に幕を閉じました。
デボネアの買取相場について
年式が古いこともあり多くの数は出回っていませんが、中古車市場にはデボネアが存在します。最も長く製造された初代デボネアの買取額が高く現在でも一定の買取り額を維持しているようです。中には要相談となっている個体も存在しています。買取相場:約15万円~150万円以上(2018年12月現在)
デボネアの買取や売却のポイント
三菱自動車の高級セダン デボネアはトヨタ クラウンや日産 セドリックなどに対抗して作られた高級車です。三菱グループ重役の役員車として使われていた実績を持ちます。初代デボネアは後輪駆動を採用、直線基調のアメリカ車のようなスタイルでどっしりと構えたデザインが特徴。マイナーチェンジや改良を繰り返しながら20年を越える期間デザインや基本コンポーネントを変えずに作り続けられました。2代目以降は前輪駆動へ駆動方式を変更、これにより室内空間は広く取れるようになったものの、高級車=後輪駆動という概念があったことが影響し販売台数は伸び悩みます。しかしながら、高級車と名乗るにふさわしい上質で快適な豪華装備が奢られ、最先端の安全システムなどが導入されていました。税法改正やバブル経済などさまざまな影響を受けながらも三菱自動車の高級車としてフラッグシップの地位を35年間守ってきたモデルがデボネアです。