愛車ガイアの買取価格に満足していますか?
大ヒットしたホンダ・オデッセイの対抗車種として、1998年に登場したガイア。すでに登場していたイプサムのボディサイズを拡張し、イプサムの問題点であった内外装のチープさを払拭すべく木目パネルなどで質感の向上を図りました。2列目シートを2人がけキャプテンシートとした6人乗り仕様も設定。エンジンは2Lのガソリンと2.2Lディーゼルターボが設定されました。しかし大型化・高級化がなされた2代目イプサムが登場すると立場が逆転、2004年まで細々と販売が続けられました。
ガイアの買取相場について
6年にわたって販売されたガイア。しかし、最終型でも15年落ちと、かなりの年数が経過しています。現存する台数も少なく、中古車市場でも僅かな数しか流通していません。また、車齢的に見てもかなりこなれた額での取引がされているのが現状といえます。しかし車検が長く残っていたり、きれいに乗られたクルマは買取額がアップします。定期的な整備や洗車で備えておくといいでしょう。特にヘッドライト黄ばみの手入れは外装面で大きな差がつきます。買取相場:〜約30万円以上(2018年11月現在)
ガイアの買取や売却のポイント
当時のミニバンブーム対策として、トヨタが時間をかけて設計したクルマです。1996年登場のイプサムはヒットこそしたものの、コロナベースの急ごしらえ感が否めませんでした。ガイアは同じコロナベースですが、内装もウィンダムなど上位車種にも似た雰囲気が感じられます。オデッセイにも太刀打ちできるクオリティに仕上がっているのではないでしょうか。トヨタが用意したミニバンブームへの1つの答えとして挙げられるクルマなのではないかと思います。