愛車ラシーンの買取価格に満足していますか?
日産ラシーンは1987年にマーチをベースとして作られたBe-1にはじまる現代の車をベースにレトロ調な外観や内装をまとったバブル期に人気を博したパイクカーシリーズの中の1台です。発売のきっかけは1993年の東京モーターショーに出品されたコンセプト車両が好評だった為、翌1994年12月から市販モデルとして発売されました。「僕たちのどこでもドア」というキャッチコピーとイメージキャラクターにドラえもんを起用し、B14型サニーのシャシーをベースにクロスオーバーSUVの雰囲気を手軽に楽しめる車両として開発されました。全グレードフルオートフルタイム4WDシステムを採用していましたが、ヘビーデューティー4WDの様な悪路を走破する事を想定して開発された車両ではありません。しかしながらレトロチックでお洒落な雰囲気の内・外装が今もなお色褪せない魅力を発し、カスタムベースとしてもアフターパーツが豊富に揃い、個性的な車を好む人たちにとっての人気の一台です。
ラシーンの買取相場について
最終型でも2000年式と今や約20年近く前の車となり、総販売台数が約7万台程度でしたが現在市場に出回っている車両は200台弱と希少となって来ています。そんな希少車ではありますが、その買取価格はそれなりの金額をかけてカスタマイズされたものや、内・外装をレストアしたもの、低走行距離でもない限り基本的には安値傾向です。買取時のポイントとなる装備としては雰囲気を楽しむ志向の車であるためルーフレール、背面タイヤ、大型サンルーフ等の装備が評価をあげる傾向にあります。また、購入後自分独自なカスタマイズを楽しみたい要望も多い車両な為、新車当時のオリジナルな状態が保たれていて低走行な車両も評価が高いと言えるでしょう。
買取相場:約40万円~約120万円
(※2018/6 時点)
ラシーンの買取や売却のポイント
車種の特性上一般的に手荒に扱われた車は少ないと言えますが、販売終了から大分年数が経過している車両の為、修復歴がある車や、補修歴、ヘコミ、外装の錆び、内装の壊れの多い車両が多くなってきている傾向がありますので、低走行距離や車庫保管などで塗装が良い状態を保っている、内装の状態が良い状態を保っている車両は高価に買い取って貰える傾向にあると言えるでしょう。また、年式の古い車であるがゆえに純正部品の供給が困難になって来ています。その様な理由からも購入時に装着されていた純正部品を購入後にアフターパーツへ変更している場合で純正部品が手元に残っている場合は純正部品へ戻した状態で査定を受ける事が高額査定のポイントになるでしょう。純正のメインキー、スペアキーや各種取扱説明書、背面タイヤカバー、純正ホイール等は評価のポイントとなりますので、出来る限り査定時には揃えておきたいですね。また、エアコンやパワーウィンドウの動作等は査定金額を大きく左右します。現状の自分の車両のそれらのパーツが正常に動作するかは事前に確認しておきましょう。
いかがでしたでしょうか、ご売却の参考になりましたでしょうか。ここまで読んで来られて、ご売却検討中の車両の条件が今まで説明した条件に当てはまらなくても年式の古い車両なだけに現存する台数が希少な車種となって来ておりますので、予想外の査定額がつく事もあります、まずは気軽に査定を依頼してみてはいかがでしょうか。