BMW

BMWの中古車のクラス別のお勧めの年式

ガリバーで7年間勤務された後、現在はフリーランスのライターとして活躍されている中込健太郎さんから寄稿いたただきました。 ベンツの設計思想からタイプにあわせたオススメのベンツの中古車まで。読み応えのある力作です。少しボリュームがあるので忙しい方は 見出しを見ていただいて興味のある場所から読んでいただくとよいかもしれません。

BMW3シリーズを購入するお勧めの年式

オススメ度合を、5つ星満点として紹介します。

・E21(1983年以前) ★☆☆☆☆
 初代3シリーズさすがに趣味の領域かと。2ドアのみ。
・E30(1982年―1994年) ★★☆☆☆
 4ドア、ワゴンはこの代から。4WDも設定。
・E36(1990年―2000年) ★★★☆☆
 今の3シリーズの始祖。輸入車らしいつくり。
・E46(1998年―2007年) ★★★★★
 中庸が光るハイバランスな乗用車。
・E90(2005年―2012年) ★★★☆☆
 BMWというよりはよくできた乗用車。
・F30(2012年―) ★★★★☆
ディーゼル、ハイブリッド、ガソリンを当初から設定。

3シリーズは今や日本では、高級車というよりはすっかり市民権を得たクルマと言ってよいでしょう。 新車でかなり早くから様々なファイナンスプログラムや基本メンテナンスをパッケージにしたメンテナンスプログラムをいち早く幅広いモデルで設定。 国産車と拮抗する3シリーズはかなり販売台数を伸ばしました。大都市圏の一部では国産車を抑えて相当の台数が登録され、珍しくなくなっている地域もあります。

比較的中古車ではハードルの低いモデルと言えるでしょう。

しかしハードルが低いとはいえ、そこはBMW,期待を裏切ることは少ないと思います。  ご紹介したファイナンスプログラムメンテナンスプログラムが大々的にリリースされたのもあって、E36以降のモデルが特に台数も多く、それだけ中古車も多いでしょう。

それ以前のモデルは、やはり輸入車ならではの割高感もありましたし、どうしても限られた人のためのモデルだった面が強いと思います。E36の最も新しいクルマでも15年選手です。

そういう意味では、流通しているものの多くは最後期モデルが中心でしょう。クーペ、カブリオレも設定されており、ツーリング(ワゴン)は正規輸入されませんでした。 (アルピナのチューニングモデルでのみ正規輸入がありました。)もし、かなりコンディションのいいモデルがあれば、価格はそう高価なものではありません、スポーティさが明確なBMWとしては面白いかもしれません。

BMW3シリーズで一番お勧めはE46です。

もうこのタイプもかなり値落ちが進んでいますが、E36のコンセプトを踏襲しつつよりマイルドさも併せ持つようになったモデル。 軽やかさはありつつも快適性も高く、クーペ、カブリオレ、ワゴンと、国内でもMTモデルも設定されるなど今のラインナップがここで完成したモデルでもあります。 正直「一度乗っておいていただきたい」フレンドリーなクルマと言えるでしょう。

先代の3シリーズはそれに比べると、いささか、BMWでなければならないという印象は薄いモデルと言えるかもしれません。 究めていいクルマですが、スポーティという点は比較的薄れ、内装の作りも普通の乗用車という面もあります。 これだと他のクルマでもいいのでは、と思われる方もいるかもしれません。

ですので、満点を外したのですが、予算内で、納得の一台があれば、買って損はないでしょう。現行型F30はまだ年式が高く、高価なものが多いでしょうからもう少し待ってもいいかもしれません。 しかし、今回から追加されたディーゼルエンジンモデルは安価な軽油で走りますし、一度満タンにすると、高速走行などでは1000㌔ほど走行できるでしょうから経済的です。 燃費自体では国産の「燃費スペシャル」なハイブリッドカーにはかなわないかもしれません。 しかし、めくるめくトルクによるクラスを超えた力強い走りと、ランニングコスト換算ではハイブリッドカーにも負けない経済性は「元が取れる」可能性すらあります。 少しでも新車より安ければ、購入しても損はないのではないでしょうか。ですので、この320dを想定して、高年式のモデルながら4つ星をつけました。  ちなみに、エンジンがたくさん用意されている3シリーズですが、お勧めは4気筒モデルです。鼻先の軽さがもろに実感でき、「水を得た魚」のごとし、ひらりひらりとカーブを抜けてこそBMWでしょう。 トルクもたっぷり。日本の道路事情では、重たい6気筒は爽快感があまり味わえないことすらありうるのです。4気筒をおススメします。

BMW5シリーズを購入するお勧めの年式

オススメ度合を、5つ星満点として紹介します。
・E28以前(1988年以前)  ★☆☆☆☆
もはや趣味の世界。ミケロッティのデザインが印象的。
E34(1988年―1995年)    ★★☆☆☆
このモデルからV8モデルも設定。



・E39(1996年―2003年)    ★★★☆☆
後期はまだまだ価格とのバランスのいい選択し。
・E60/E61(2003年―2010年) ★★★★☆
今中古車で狙うならこのあたりが主流か。
・F10/F11(2010年―) ★★★☆☆
現行型。さすがに高価なのでもう少し待った方が良い。

5シリーズは一般向けの大型乗用車、クラウンなどと伍すクラスと言えるでしょう。
BMWの早い時期から中心的なモデルです。大きさが気にならなければ大変いい選択であるといえるでしょう。
E34以降の各モデルセダンとワゴンをラインナップしています。
お好みに合わせて選びましょう。ただし適度にクラシックな雰囲気のあるE34もそろそろかなり低年式車です。
広くお勧めできるモデルとは言い難いものがあります。お好きな方向けです。E39型以降が実際流通の主流ではないでしょうか。
当初525、528、という6気筒エンジンと540という8気筒エンジンが設定されだいぶグレードが整理されました。ただ実際このモデルもおススメは後期になって、528が530になったあたりのモデルからが良いでしょう。
バランスの良さを考えるとこの530という後期から設定されたモデルがベストのような気がいたします。もうさほど高価なクルマはないと思いますので、いい出物があればよいお買い物になると思います。
今一番お勧めな5シリーズはE60/E61の525ではないでしょうか。セダンはE60 、ワゴンはE61とこの代から呼び分けるようになりました。適度に回して乗れるという意味でも2500㏄エンジンのモデルが経済性も高くお勧めです。
そして現行F10/F11ですがこれはやはりまだ高価格帯ですので、皆さんに広くお勧めというわけにはいきませんが、3シリーズ同様ディーゼルエンジンモデルがありますこれはもしかすると、早めに購入してもいいかもしれません。

BMW7シリーズを購入するお勧めの年式

・初代E23型(1977年―1986年)★☆☆☆☆
さすがにほとんど流通していない。趣味の領域。
・2代目E32型(1986年―1994年)★★☆☆☆
かなりコンディションの厳しいものが多いがいいものがあれば。
・3代目E38型(1994年―2001年)★★★☆☆
おススメできるとすれば唯一の7シリーズ最終型を狙え。
・4代目E65/E66型(2001年―2009年)★☆☆☆☆
流通量が多いため、むしろおススメしたくないモデル。コンピューター制御されていて、特に前期モデルは故障が多い。修理代が高額。
・現行型F01/F02型(2009年―)★★☆☆☆
高年式なだけに状態の多いものが多いが、価格も高め。中古車としては割高か?予算との折り合いで。

BMWというと、身軽にひらりとこなす身軽さ。そういうイメージもあって、7シリーズはピンとこないという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、さかのぼると、BMWの乗用車はV8のモデルで一気にその名を知らしめた面がありました。ただ、メルセデスとのすみわけなどで苦悩の時期が続いたのも事実です。しかし、重厚にして「それでも軽やかさがある」リムジンという点ではBMW独自のポジションをしっかりと表現しているのが7シリーズと言えるのではないでしょうか。(ただ初代は6気筒エンジンのみでしたが。)  この7シリーズ、新車では1000万円クラスの高級車。もし何か修理が必要になればそれなりの出費は覚悟しなければなりません。またBMW、だましだまし乗るようなクルマでもありません。要はお金はかかる可能性があるということだけはご承知おき頂きたいのです。そんなリスクを抱えてでもお勧めしたいモデルとしては、3代目E38型のV8モデル(735i/740i)だと思います。一見するとプレーンなフォルム、上でご紹介したモデルの中で一番そっけないかもしれません。しかし、しっかりと重量配分も考えて作られ、その走りは重厚さと軽やかさを併せ持つBMWの面目躍如たる表情を見せてくれるでしょう。また、台数が多いというのも中古車選びでは光であるといわねばなりません。この当時の市況も手伝って、またライバル車が重厚に過ぎたことなどもあり、比較的台数的にも豊富なのは、いいものに出会える可能性をはらんでおります。そうはいってももうそろそろかなりコンディションのいいものが減ってきました。流通しているもので探すのは最後のチャンスかもしれません。また、この3代目にはL7というリムジンがありました。V型12気筒エンジンを搭載、ストレッチ(床下延長)ではなく、専用設計のフロアで完成させたロングホイールベースバージョンの4シーターモデルです。台数は少ないですが、世界で最も運転して楽しいリムジン、後席に乗るより自分で運転したくなるリムジン、そんな呼び声も高いモデルです。車庫の事情が許すようで、いい出物に巡り合えたら、これも面白いかもしれません。7シリーズは3代目だけを積極的におススメとさせていただきます。

そのほかのモデルについて 3、5、7シリーズという昔ながらのコンベンショナルなモデルについては以上の通りですが、そのほかのモデルでとくにご紹介したいモデルについては別ページにご紹介します。

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cta

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