コラム

プジョーを買取に出す際のおすすめセールスポイントをご紹介!(508、605、607、RCZ編)

今回はプジョーの508、605、607、RCZの特徴、おおよその買取相場、おすすめセールスポイントのご紹介をしていきます。もし紹介する車を所有されている方は、売却の際のご参考になれば幸いです。

プジョー 508の特徴


参照元:ウィキメディア

現在、プジョーのフラッグシップモデルとなっているのが、この508になります。セダンとワゴンの「SW」を設定。スポーティかつ美しいデザインは、見る者を魅了します。エンジンは、発売当初から1.6L 直列4気筒DOHCターボを搭載していましたが、2016年のマイナーチェンジモデルから「BlueHDi」と呼ばれる2.0Lのターボディーゼルを新たに採用。180馬力を発生し、以前に搭載されていたエンジンから大幅に燃費を向上しつつ、馬力やトルクもアップし、パワフルな走りを愉しめます。そして2019年にフルモデルチェンジし、話題を呼んでいます。

プジョー 508の買取相場

2016年のマイナーチェンジ前のモデルは、2011年〜2013年前半頃の初期の個体格安傾向となっていますが、それ以降の比較的高年式の個体であれば、相場も上がり、そこそこの高値が期待できます。また、マイナーチェンジ後のモデルはまだそれなりの価値が残っており、高額査定になる可能性も高いでしょう。

プジョー 508のセールスポイントとおすすめグレード

セダンとワゴン「SW」のボディタイプによる相場の差はあまり見当たりません。グレードは2016年のマイナーチェンジ前のモデルですと、ベースグレードの「アリュール」と上級グレードの「グリフ」、特別仕様車の「1stアニバーサリー」や「プレミアム」など様々なグレードがあり、やはり「グリフ」や特別仕様車の方が高く売れやすいですが、そこまで大きな差はありません。「アリュール」でも、状態の良い個体であれば高額査定になる可能性もあります。

おすすめグレード:「グリフ」

プジョー 605の特徴


参照元:ウィキメディア

605は、1989年に登場し日本では1990年から販売が開始された、当時としては最上級セダンのモデルとなります。ピニンファリーナが施したデザインは、先代である604とは一線を画す、非常に先駆的なものでした。エンジンは3.0L V型6気筒で、販売当初から1997年モデルまでは170馬力仕様と200馬力が主流でしたが、1998年モデルからは190馬力仕様に変更になりました。マイナーチェンジ毎に装備も充実しており、エアコンはフルオート、シートベルトプリテンショナー、ABSも標準装備になりました。

プジョー 605の買取相場

605は約10年と長期間の間販売されたものの、流通量が少なく、なかなか見かけることのできないレア車両です。具体的に相場がどれくらいかを述べることはできませんが、あまり見られない車両ということで、高価査定が出る可能性もあります。まずはご検討ください。

プジョー 605のセールスポイントとおすすめグレード

605はデザインのほか、足回りにもこだわりが。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット式、リアがダブルウィッシュボーン式を採用し、非常に快適な乗り心地を実現しています。グレードは「SV3.0」「SV24」「V6」、1991年に販売された特別仕様車の「SV3.0 リミテッドエディション」の4つがありますが、そのグレードによって差が出るということは少なそうです。現在「6」シリーズはもう売られていないので、なかなかのレア車となりつつあります。売却は今がチャンスかもしれません。

プジョー 607の特徴


参照元:ウィキメディア

605の後継で、最上級サルーンとして誕生したのが607。この世代のプジョーらしいデザインでありつつも、最上級モデルなだけあって高級感が漂うデザインです。エンジンは3.0L V型6気筒DOHCを搭載し、206馬力を発生。そこに学習機能がついたティプトロニックタイプ4速ATが組み合わされ、いつでも最適な状態で運転することができます。また、電子制御の可変ダンピングシステムを装備するなどプジョーならではの上質な乗り心地は健在です。日本では2001〜2005年まで販売されました。

プジョー 607の買取相場

最上級モデルであった508ですが、年式に関係なく、全体的に格安傾向となっています。しかし、低距離走行車やコンディションの良い個体であれば、それなりの高値は期待できますが、過度な期待はしない方が良いでしょう。

プジョー 607のセールスポイントとおすすめグレード

当時のフラッグシップモデルなだけあって、シートヒーター、6エアバッグ、EBDつきABS、盗難防止機能など、装備は充実しています。それぞれの機能の状態が良ければ、セールスポイントにつながるでしょう。グレードは「スポーツ」と「コンフォート」の2種類がありますが、相場に大きな差はあまりありません。どちらのグレードでも状態が用意個体であれば、そこそこの高値になる可能性が高いです。

プジョー RCZの特徴


参照元:ウィキメディア

2010年から販売を開始した、プジョー初のスポーツクーペ、RCZ。プジョーの車名といえば「208」「308」など、十の位に0が入る3桁の数字ですが、この車は非常に珍しく英字のみの車名が採用されています。流れるような美しいデザインと高級感のあるインテリアが特徴的。エンジンは1.6L 直列4気筒DOHCターボで156馬力と200馬力のモデルが基本的に流通していましたが、限定モデルとしてそのエンジンをさらにチューニングさせた、270馬力を発生する「R」も存在し、非常にパワフルな走行性能を発揮します。

プジョー RCZの買取相場

RCZの買取相場は、初期モデルが若干安値傾向となっているものの、高級感のあるスポーツクーペなだけあって、他のプジョー車よりも高値となています。低距離走行かつボディも綺麗で内装のコンディションも良ければ、300万円以上で売ることができるかもしれません。なかなかの高額査定が期待されます。

プジョー RCZのセールスポイントとおすすめグレード

上記でも述べましたが、やはり「R」グレードが高値で取引されています。プジョースポールがチューニングを施し、専用のLSDやブレーキが装着された特別モデルは、結構な価値が付いているようです。また、専用エクステリアパーツ装着の「GTライン」や、「カーボンルーフ インテグラルレザーパック」など、多彩なグレードがあるので、それによって価格に差が開いてきそうです。さらに、「マグネティック」や「レッドカーボン」と様々な特別仕様車があるなど、セールスポイントが盛りだくさんの車です。

おすすめグレード:「R」

まとめ

ここまでプジョーの508、605、607、RCZの買取ポイントについてご紹介しました。なるべく高い値段で売却するためにどのモデルでも共通して言えることは、いかに車両のコンディションを整えているかが重要であるということです。普段から愛車はお掃除、定期的な点検などを行って大事に所有するようにしましょう。

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ユーズトカーラボ 編集部
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