コラム

プジョーを買取に出す際のおすすめセールスポイントをご紹介!(405~407編)

今回はプジョー 405~407シリーズまでのモデルの特徴、おおよその買取相場、おすすめセールスポイントのご紹介をしていきます。もし紹介する車を所有されている方は、売却の際のご参考になれば幸いです。

プジョー 405の特徴


参照元:ウィキメディア

本国では1987年、日本では1989年から販売が開始された405。車体デザインは世界的にも有名なピニンファリーナが手がけ、当時としては先進的なデザインに仕上がりました。1988年には、ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーに輝き、プジョーでは2台目の受賞となりました。2.0L 直列4気筒のエンジンを搭載し、120馬力と150馬力を発生します。また、サスペンションは前がマクファーソンストラット式、後がレーリングアーム式でフランス車らしい上質な乗り心地も特徴の一つです。

405の買取相場

405は流通量が少なく、セダン、ワゴンの「ブレーク」ともにお目にかかることはなかなかないため、具体的な買取相場を出すのは難しいとされています。しかしそれだけのレア車ということで、高値で売れるという可能性も十分見込まれます。

プジョー 405のセールスポイントとおすすめグレード

販売終了から20年以上たった現在でも色褪せないデザインはさすがピニンファリーナデザインといったところ。高いポイントになりそうです。グレードに関しましては、スポーツモデルである「MI16」がセールスポイントで、それなりの高値であると見込まれます。また、その他のグレードも、状態の良い個体であれば、そこそこの高額査定となることもあります。

おすすめグレード:「MI16」など

プジョー 406の特徴


参照元:ウィキメディア

映画「TAXi」シリーズにも登場したことで知られる406は、日本では1996年から販売された、405の後継モデルです。セダンのほか、ステーションワゴンの「ブレーク」や「クーペ」も販売されていました。スタイリッシュでありつつも実用性を重視のあるデザイン。さらにクーペはピニンファリーナがデザインを手掛け、さらにスタイリッシュに仕上がりました。エンジンは2.0L 直列4気筒がベースで、のちに3.0L V型6気筒、2.3L 直列4気筒が追加され、多彩なグレードがあるのも特徴です。

プジョー 406の価格相場

406の価格相場は、タイプによって差が出ます。ベースとなるセダンは安値傾向になっており、「ブレーク」に関しましても格安傾向となっています。ただし状態の良い車であれば、そこそこの価格がつく可能性もあります。一方、「クーペ」はほかの2タイプよりも高くつく場合が多いです。

プジョー 406のセールスポイントとおすすめグレード

有利となるのは、やはり3.0L V型6気筒のエンジンを搭載するグレードとなります。また、同じエンジンでも、年式によって馬力など性能が違い、こういった細かい差も買取価格に影響する場合があります。高年式のセダンや「ブレーク」にある「V6」や、「クーペ」モデルが高値になる可能性が高いでしょう。特にクーペモデルは、機能も充実していますので、セールスポイントになると見込まれます。

おすすめグレード:セダン、「ブレーク・V6」、「クーペ」

プジョー 407の特徴


参照元:ウィキメディア

406からの後継で、フラッグシップモデルに位置する407。ベーシックのセダンとクーペ、そしてワゴン「SW」の3タイプが用意され、日本では2005年から2011年まで販売されていました。高級感あふれるスタイリッシュなデザインが特徴です。エンジンは2.2L 直列4気筒と3.0L V型6気筒が搭載され、2.2Lモデルは163馬力、3.0Lモデルは210馬力とやや控えめながら、ボディバランスや固めのサスペンションと相まって非常にスムーズで気持ちの良い走りを堪能することができます。

プジョー 407の買取相場

フラッグシップモデルであった407シリーズですが、現在売ってみると、期待した価格よりも低いということが多いかもしれません。タイプによって差が出てくることはありますが、年式の差はあまりないと考えられます。ただし、走行距離が低く、コンディションの極めて良い車両であれば、相場を超える高額査定が出ることもあるかもしれません。

プジョー 407のセールスポイントとおすすめグレード

「407クーペ」は、プレミアムモデルというだけあって他のタイプよりも高額査定になる確率が高いです。また、前述のように年式やグレードよる差はそこまでありません。逆に言えば、下位グレードの2.2Lエンジンのグレードでも、個体の状態が良ければ高値になる可能性も高まります。そしてオプションが付いているかによっても左右されます。所有されている車がどのようなオプションが付いているか、もう一度しっかり確認しておきましょう。

おすすめグレード:「407クーペ」

まとめ

ここまでプジョー 405~407シリーズの買取ポイントについてご紹介しました。なるべく高い値段で売却するためにどのモデルでも共通して言えることは、いかに車両のコンディションを整えているかが重要であるということです。普段から愛車はお掃除、定期的な点検などを行って大事に所有するようにしましょう。

車の売却・査定は買取専門店にお任せください

創業20年以上の買取専門店だから、お車のセールスポイントを熟知!細かな装備やカスタム内容もしっかり高額査定が可能です。お車の買取相場をリアルタイムで把握しているので適正価格で買取させていただきます。

愛車の相場と査定の
お申し込みはこちら!

プジョーを買取に出す際のおすすめセールスポイントをご紹介!(306〜309編)前のページ

スバル・プレオプラスのリセール事情について解説!使い勝手の良さで根強い人気次のページ

この記事を書いた人
ユーズトカーラボ 編集部
ユーズトカーラボ 編集部

ユーズドカーラボマガジンは国内最大級の中古車専門メディアです。自動車ライターによる中古車に関するコラムや、相場などの詳細情報まで網羅しています。

関連記事

  1. コラム

    光岡自動車が産んだ名車「ヒミコ」はロードスターをベースとした2シーターオープンカー

    光岡自動車という日本の自動車メーカーをご存知ですか。あまり名の知られて…

  2. コラム

    BMW中古車を買うためのチェックポイント

    自社で整備工場をもっている販売店を選ぶBMWを中古で購入した場合、…

  3. コラム

    次の乗るおすすめ輸入車中古車はプジョー207がおすすめです

    プジョーの大人気車種プジョー207についてです。居住性について…

  4. コラム

    スバル ジャスティの売り時は?買取相場や中古車価格についてもご紹介!

    スバルのジャスティは、コンパクトハッチとして1984年-1994年に初…

  5. コラム

    どこにでも行けるSUV。スバル新型フォレスターのおすすめグレードは果たしてどれなのか

    それでは今週もさっそくオススメSUVに関するさまざまな研究を始めてみま…

  6. コラム

    FK8のリセールが好条件で推移する利用とは?査定のポイントも解説

    2022年7月に新型シビックタイプRが発表され、9月に発売を控えていま…

  1. コラム

    【2019年】人気のSUVランキング!SUVは多様化した現代社会にマッチしている…
  2. コラム

    ランドクルーザープラドはリセールお化け!買取のポイントも解説
  3. コラム

    サイズによって何が違くなる?BMW X5のタイヤサイズについて解説!
  4. コラム

    BMW 5シリーズ E60のイカリングの交換についてご紹介!最も手軽な交換方法は…
  5. 特集

    スバリストが夢中になる「スバル 水平対向エンジン」とは!?
PAGE TOP