前回はスポーティな輸入車にばかり乗ってきた車好きの30代~40代男性の人生を変えるための3つの輸入車についての話でした。
今回の話は、車マニアではないけど興味はあるという30代・40代の男が「このままでいいのかな?」と感じたときに“人生を変えるための3つの輸入車”についての話です
輸入中古車400勝サイトや日刊カーセンサーへの投稿でおなじみの伊達軍曹さんから寄稿いたただきました。
過日、これまではマニアックでスポーティな輸入車にばかり乗ってきた30代~40代男性(要するに筆者のような男性だ)に対して、 「ここらでひとつ、めちゃくちゃ遅い道具グルマ」に乗り替えてみてはどうか?」 ということを提案した。
しかし、考えてみれば「マニアックでスポーティな輸入車にばかり乗っていた」というのは世の中ではかなりの少数派であり、 「そもそも国産の道具グルマ(ミニバンとか)に乗ってます」という人が圧倒的多数なのだろう。
そうであるならば、そういった圧倒的多数派に対しても何らかのアドバイスをしないことには片手落ちである。。
ということで、これまで輸入車になんざこれっぽっちも乗ったことがなく、そもそも車にはさほど興味がなく、しかし子供が生まれたことをきっかけに
「もしかしたらこの際、輸入車に替えるっていう手もなくはないのかな?」と思いはじめた30代~40代男性に向けて、補足としてのアドバイスを贈りたい。
やっぱゴルフがいいんじゃないですか? フォルクスワーゲン ゴルフ。
「ゴルフⅦ」と呼ばれる現行ゴルフを新車で買うのも最高だが、なに、中古でも十分ですよ。
例えばだが、2009年4月から2013年3月まで販売されたゴルフⅥこと先代ゴルフ。
車両価格で140万円も見ておけば十分買えるという格安プライスだが、走る・曲がる・止まるという車の基本三要素についてはかなりのものだ。
最近はマツダがかなり頑張っているが、それでも「やっぱ走りとか高速性能を考えたらドイツ車だよね」と多くの者が言うその意味が、乗れば3秒で理解できるだろう。。
しかし「ゴルフではサイズ的に小さい! ベビーカーが積めないよ!」という人もいるだろう。
確かにそうだ。
ならばその場合はミニ クロスオーバーでどうだろうか。
ハッチバックのミニをベースとした、もはや「ミニ」とは呼びたくない感じのサイズになったSUV的派生モデルだが、その分だけ積載性はなかなかのもの。
おしゃれで、そこそこ広くて、ドアが4枚あって、そしてあんまり高くなくて……という輸入車は探してみると実はけっこう少ないのだが、ミニ クロスオーバーはそういった条件を満たす数少ない輸入車だ。
そして当然、ミニ一族だけあって走りも(このサイズとしては)かなりキビキビしていて小気味良い。
これまたオススメである。
もう少しおハイソな路線で行きたいなら先代BMW3シリーズツーリングもいい。
現行型だと中古車でも400万円級かそれ以上となってしまうが、先代の中古車であれば150万円ぐらいでも探せてしまう。
コンディションの良い1台であれば、まさか150万円の車には絶対見えないオーラを放っている。
そしてもちろん、その走りは素晴らしい。「レガシィも素晴らしいけど、やっぱり上には上があるんだな……」ということを3秒で理解するだろう。 ということで補足の3モデル、参考にしていただけたなら幸いだ。