車好きの父と先代のフォルクスワーゲンゴルフ

輸入中古車400勝サイトや日刊カーセンサーへの投稿でおなじみのの伊達軍曹さんからから寄稿いたただきました。
読みやすく心に残る輸入中古車関連の記事は、他の車関連ライターの文章にはない面白さ・楽しさがあります
※参考:伊達軍曹さんのサイトと加入団体
http://www.sgt-date.com/
https://www.facebook.com/mjsanbohonbu
http://www.carsensor.net/contents/editor/_25068.html
http://www.carsensor.net/contents/editor/_24876.html
読むだけで楽しくなってくる記事をたくさん書かれています


このサイトをお読みのあなたがどんな人なのか、筆者にはわからない。 しかし経験から言うと、クルマ関係のサイトを見ている人というのはたいてい30代から40代の男性だ。 ということで、ひとまず勝手にあなたが30代の男性であるとして話を進めよう。

さて30代。

現在40代である筆者にも当然30代があったが、その頃は老後や死についてほとんど考えたことがなかった。 しかし40代も半ばとなった今、それらはわたしのすぐ近くにある。 いや、大病や事故などにあわない限り実際はそう近くもないのだろうが、感覚的には「すぐそこ」なのだ。

それが、40代だ。

具体的には、健康で活力ある生活をしてお金を稼いだり、モロモロの愉快な経験をすることができるのは果たしてあと何年なのか?

その「タイムアップ」が訪れた際、自分は何をどうすればいいのか? そんなことばかりを日々考えている。

それが、40代だ。

しかし、冷静に考えてみれば40代の憂鬱など可愛いものだ。
だって、実際のタイムアップは(たぶん)まだずいぶん先のことだからね。

より深刻な問題は40代ではなく、60代あたりの男性に出現するのだろう。 勤め人であれば定年退職をしたあたりの、まさにあなたのご尊父ぐらいの年齢である。

昔の60代と違い、今の60代はずいぶんと元気だ。見た目に若々しくもある。

しかしそれなのに、社会からは「あなたはもう要らない。お疲れさまでした、さようなら」と言われてしまう。
そしてさらに、40代のわたしなどとは比べものにならない切実さで「体力・気力の衰え」「老後」「死」といった問題が眼前に迫る。

……いやはや、である。

そうなったとき60代の男は、パターンAとパターンBという2つの方向性のいずれかに進むことになるはずだ。

 

パターンAは「ひたすら老け込む」だ。

もう俺は終わりだ生きていたってしょうがないあぁもうダメだダメだダメだこれからはもう余生でしかないのか嗚呼嗚呼嗚呼と、ほとんど鬱状態になる。
筆者の友人のご尊父もこのような状態になった。現役時代に大企業で要職についていた人ほどパターンAに陥るリスクは高い。

あなたのご尊父がそれに該当するのであれば、注意が必要だろう。

パターンBは「開き直って人生を謳歌する」だ。

老いてしまったものはしょうがない。定年も、まぁ仕方ない。しかし幸いにして特に病気はないし身体も動く。気力だってある。
それらを原資に、若い頃とはまた違った何かをやってやろうじゃないか。
幸いにして時間はあるのだから……と考えることができる状態だ。
わたくしも60代となったあかつきにはパターンBでありたいし、あなたのご尊父もぜひパターンBであってほしいと、本気で願っている。

ただ、パターンBであるためには何らかのランチャー(発射台)が必要となる。 要するに「きっかけ」や「目標」だ。

それは「新たなビジネスを自分で興す」でもいいし、「女子大生の愛人を作る」というよくわからない目標だって構わない。

なんだっていいのだ。進むべき道筋があれば、人は前を向くことができる。

その際、もしもあなたのご尊父がクルマ好きであるならば、ステキなクルマの購入を勧めてみるのもいいだろう。 人は仕事を失ったり年金生活者となったりするとどうしても守りに入り、 「やっぱこれからは中古の安くて小さいクルマに乗るか」とか「プリウスとかにして燃料代、節約しないとなぁ……」などとしょっぱいことを考え始める。

中古の安くて小さいクルマやプリウスが悪いとは思わないが、まだまだそこまで老け込む歳ではあるまい。
もっとこうグッとくるクルマに乗って、グッとくる60代・70代ならではの人生を歩んでもらいたいじゃないか。

だが、もちろん問題もある。

肉体の単純な老化現象だ。40代半ばの筆者でもすでに老眼や目のかすみなどによりクルマの運転には若干の問題を抱えているのだから、これが60代となれば症状はさらに悪化しているのは必然。
速すぎるクルマやデカすぎるクルマを所有するのは少々考えものである。

できればほどほどに扱いやすいサイズとパワーで、万一事故った際も比較的安心で、しかしそれでいて大人の男に似合う風格とブランド製を備えたクルマを選ぶべきだろう。

そうなったとき、「60代の父に勧めたいクルマ」という問いに対する最適解の一つは簡単に導き出せる。

フォルクスワーゲンのゴルフ、それも新車ではなく、一つ前のモデルの中古車だ。

全長4210mm×全幅1790mmという、かすみ目+老眼世代にも優しいサイズ。

TSIエンジンによる、定年世代に嬉しい好燃費。
事故った際もある程度以上は安心な強固なボディ。
それでいて、いわゆるFUN TO DRIVE性能はそんじょそこらのスポーティモデル以上で(これはもう乗ってみれば誰でもすぐわかります)、風格と存在感も十分以上。
比較的若々しいイメージもある。しかし価格は、せいぜい支払総額150万円前後も出せば走行2万km台の良質物件が狙えてしまうほど経済的……と、

考えれば考えるほど、60代男性に勧めるクルマとして先代フォルクスワーゲン ゴルフ以上のクルマを、筆者は寡聞にして知らない。

30代である諸君と違い、筆者の父は数年前にすでに亡くなっている。

若い頃から大のクルマ好きの父だったが、晩年は「俺はもうこれでいいよ」とか言ってカローラに乗っていた。

なぜ、先代フォルクスワーゲン ゴルフを父に勧めなかったのか。わたしは今でも悔やんでいる。

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