車両本体が高くなれば諸費用も比例して高くなります
ベンツを買おうと必死に貯金を溜めていたAさん。
やっとたまったとおもって見積もりを取ると総支払額は
予算を70万円オーバーする見積もりが・・・・
予算オーバーの原因は諸費用の計算にありました。
諸費用の中には自賠責保険のような一律のものから、排気量に
よって増える自動車税や車両重量で変わる重量税など様々なものがあります。
最も車体の価格に影響を及ぼすのは、「消費税」と「自動車取得税」です。
この2つの税金は購入する車が高額であればあるほど
諸費用となって大きな負担になります。
車検2年付きの中古車には自賠責保険や重量税は含まれないケースが多いです。
価格が同じで車検残が1年の車と車検2年付きでの車を見比べる場合
どちらが安いと思いますか?
車検2年付きのほうは車検の費用が車体の価格に含まれているはずだと考え
2年月の方が総支払費用が安いと思った方。
残念ながら不正解です。
車検残1年のほうが総支払費用が安くなる可能性もあります。
車検整備代金は車両価格に含みますが、自賠責保険や重量税は
購入者の負担とするお店が多いためです。
車検付きといっても車検費用がすべて含まれているわけではないことを
覚えておきましょう
消耗品は補償の対象外です。注意してください。
念願の輸入車(BMW)を購入したSさん。
しかしドライブしていて3週間後、クラッチがすべりはじめてしまいました。
保障期間内と考え無料で修理してもうおうとしたら、クラッチの摩耗は
保障対象外でした。
輸入車の中古車の補償対象となる部位はお店により基準が違いますので
よく確認してください。
まれにクラッチまで補償してくれるお店もありますが、多くの場合
エンジンやミッション、足回りの不具合といった重要な部分だけの
保証になります。