車大好きライター中込健太郎さんの寄稿記事を車種別に編集して掲載しています。 輸入車買取相場.comではベンツAクラスに限らず、専門ライターの記事、一般ユーザーによる口コミレポートを掲載しています
アウディA6を購入するお勧めの年式
初代(1994年~1997年)☆☆☆★★
さすがに年式が古いか。流通量も少ない。
2代目(1997年~2004年)☆☆☆☆★
バリエーションも増え、いいものがあれば。
3代目(2005年~2011年)☆☆☆☆☆
日本人和田智さんデザイン。今買い時か。
現行型(2011年~) ☆☆★★★
まだ時期尚早。ただし、モデルによっては。
アウディA6を探すなら
アウディの中型車でセダンとワゴンがラインナップされています。 最近でこそ4ドアクーペというようなカテゴリーのクルマ、各社リリースしておりますが、相当早い時期から、このクラスにおいてはスタイルを重視して作られたクルマであるといってよいでしょう。 しかし、実用性も高く、アウディ自慢のクワトロシステム(4WD)は選択できるのはもちろんのこと。
日本ではメルセデスベンツEクラス、BMW5シリーズに代わる選択肢として根強いファンのいるモデルです。 他のシリーズ同様、直列4気筒からV6、さらにはV8やV10を搭載するSモデル、RSモデルもラインナップ。見た目の和やかさとは裏腹に、かなりの猛者ぶりを見せてくれるのです。
初代はいささか古いでしょう。そもそもアウディ100としてデビューしたモデルの最終型の名称を替えただけのモデルです。
その意味では2台目以降がオリジナルのA6と言えるかもしれません。 2代目からはセダン、ワゴンにワゴンのロードクリアランス拡大モデル「オールロードクワトロ」も追加。これがかなり人気を博しました。
ただ、かなりレアなのですが、個人的にお勧めしたいのは、A6 2.7Tクワトロです。
これはオールロードにも設定されていたのですが、通常のモデルにも搭載されて販売されました。2.8や3.0よりもエンジンは軽く、しかもパワフル。これは私も一度乗ってみたいモデルです。 コンディションのいいものがあればお勧めのモデルです。3代目はよりスマートなデザインに生まれ変わりました。
デザインは日本人デザイナー和田智さんの仕事によるもの。
今、一番流通量も多く、品質的にも安定しているかもしれません。
全般的にお勧めですが、なかでも、案外不人気なFFモデル。この素直な乗り味は印象的です。比較的お求めやすく、ただ、ちょっと違った選択肢という意味では。おススメできます。
4代目、現行型は、先代よりも一見落ち着いたデザインと言えるかもしれません。ただ、よく見るとクリーンな面は上品でスタイリッシュ。やはり他のクルマとの差別化は依然明確であるといってよいでしょう。特にハイブリッドモデルは今回のおススメ。発電・回生フェーズ、エンジンでのフェーズ、アシストフェーズがモニターできるのですが、分かりやすいのもハイブリッドカーを選択しがいがあるというもの。軽やかに、力強く、スマート。新時代のアウディを代表する一台と言ってもよいのではないでしょうか。