アウディの中古車のクラス別のお勧めの年式

ガリバーで7年間勤務された後、現在はフリーランスのライターとして活躍されている中込健太郎さんから寄稿いたただきました。 ベンツの設計思想からタイプにあわせたオススメのベンツの中古車まで。読み応えのある力作です。少しボリュームがあるので忙しい方は 見出しを見ていただいて興味のある場所から読んでいただくとよいかもしれません。


アウディA3を購入するお勧めの年式

オススメ度合を、5つ星満点として紹介します。

 初代(1996年~2006年)☆☆☆★★
さすがにやや古い面も。予算とコンディションのバランス次第。
二代目(2003年~2012年)☆☆☆☆★
コンディションの良いものがあれば今一番買いか。
三代目 (2013年~)  ☆☆☆★★
少し時期尚早か。セダンで新車と明確な違いがあれば予算次第では。

A3を見ていると、常に「ゴルフとの違い」が脳裏をちらつかせるのです。昔のゴルフは(それがキャラクターだからとはいえ)いささか寂しい装備のものもありました。

しかし、A3が登場したころからのモデルはゴルフ自体、相当の「小さな高級車 という性格を発揮しています。

ですので、その中で明確にA3を選択する理由が「アウディである」以外に希薄であるといえるのです。

また最近発表になった、A3セダン、大きくなり過ぎたA4のクラスを担うという役割と、台数が見込めないフォルクスワーゲンのゴルフのセダン版「ジェッタ」のクラスを高付加価値で日本に導入したという側面があります。

室内は比較的静かですがそれと引き換えに後席の頭上クリアランスは少な目。 最廉価グレードではその静粛性自体が、遮音材の量のせいかやや不満の残るレベル。

A3セダンのベースグレードはおススメするかどうかと言われ得るとお勧めできないクルマです。

A3セダンなら、是非「アウディの面目躍如4WDのクワトロを選んでいただきたいです。全体のばたつき感も少なく。あれならおススメできるでしょう。

そのほかは、予算との兼ね合いで納得できるようなものがあれば良いと思いますが、広くお勧めはしにくいというのが正直なところです。


アウディA4を購入するお勧めの年式

オススメ度合を、5つ星満点として紹介します。
初代(1994年~2001年)☆☆☆★★
 さすがに古いか、いいものがあれば。趣味の領域。
2代目(2001年~2005年)☆☆☆★★
上位モデルのコンディションのいいものを。
3代目(2005年~2008年)☆☆☆☆★現在のねらい目。
4代目(2008年~)   ☆☆☆☆★
大きく立派になりすぎた感も、初期のものはそろそろ買い時に。

メルセデスベンツCクラス、BMW3シリーズに相当するクラスでセダンとワゴンが設定されています。 しかしライバルよりよりアクティブで軽やかで洒落ている印象が日本では広まってきています。

正直日本で使うにはこのクラスが一番良いと思います。

適度にゆったりしており、乗っても快適です。4気筒から6気筒、V8を積んだ特別なモデルも含めてグレードも多岐に渡ります。
ただ、わたしがおすすめしたいのは、4気筒の上位モデルです。大概ターボを搭載していたりしたものです。パワーも十分ですし、いろいろな意味でのバランスが良いと思うのです。
ちなみに趣味的な話になりますが、初代の1.8Tは通常グレードながらMT仕様でした。個人的にはこれのコンディションのいいものがあれば、間違いなく行ってよいと思います。

他のモデルにも言えることですが、多くをフォルクスワーゲンと共用していますので、比較的信頼性は高いと思われます。
ただしアウディのワゴンは積載能力の点ではさほど期待はできないでしょう。スタイリングを優先させているからです。
それでも、ドイツ車ならではの安心感と、ドイツ車に日本人が抱く固く小難しい感じがない。またどこか上品さがあるのがアウディの良さかもしれません。

冠婚葬祭への対応もしっかりこなしてくれることでしょう。それ以外で個人的にお勧めなのはワゴンで何度か限定輸入されたA4オールロードクワトロ。
多少クリアランスを多めにして、ワイルドに演出してあるのです。希少性と万能性も加わり、理想の輸入車の一つと言えるかもしれません。


アウディA6を購入するお勧めの年式

初代(1994年~1997年)☆☆☆★★
 さすがに年式が古いか。流通量も少ない。
2代目(1997年~2004年)☆☆☆☆★
 バリエーションも増え、いいものがあれば。
3代目(2005年~2011年)☆☆☆☆☆
 日本人和田智さんデザイン。今買い時か。
現行型(2011年~)   ☆☆★★★
 まだ時期尚早。ただし、モデルによっては。

アウディの中型車でセダンとワゴンがラインナップされています。 最近でこそ4ドアクーペというようなカテゴリーのクルマ、各社リリースしておりますが、相当早い時期から、このクラスにおいてはスタイルを重視して作られたクルマであるといってよいでしょう。 しかし、実用性も高く、アウディ自慢のクワトロシステム(4WD)は選択できるのはもちろんのこと。

日本ではメルセデスベンツEクラス、BMW5シリーズに代わる選択肢として根強いファンのいるモデルです。 他のシリーズ同様、直列4気筒からV6、さらにはV8やV10を搭載するSモデル、RSモデルもラインナップ。見た目の和やかさとは裏腹に、かなりの猛者ぶりを見せてくれるのです。

初代はいささか古いでしょう。そもそもアウディ100としてデビューしたモデルの最終型の名称を替えただけのモデルです。

その意味では2台目以降がオリジナルのA6と言えるかもしれません。 2代目からはセダン、ワゴンにワゴンのロードクリアランス拡大モデル「オールロードクワトロ」も追加。これがかなり人気を博しました。

ただ、かなりレアなのですが、個人的にお勧めしたいのは、A6 2.7Tクワトロです。

これはオールロードにも設定されていたのですが、通常のモデルにも搭載されて販売されました。2.8や3.0よりもエンジンは軽く、しかもパワフル。これは私も一度乗ってみたいモデルです。 コンディションのいいものがあればお勧めのモデルです。3代目はよりスマートなデザインに生まれ変わりました。

デザインは日本人デザイナー和田智さんの仕事によるもの。

今、一番流通量も多く、品質的にも安定しているかもしれません。

全般的にお勧めですが、なかでも、案外不人気なFFモデル。この素直な乗り味は印象的です。比較的お求めやすく、ただ、ちょっと違った選択肢という意味では。おススメできます。

4代目、現行型は、先代よりも一見落ち着いたデザインと言えるかもしれません。ただ、よく見るとクリーンな面は上品でスタイリッシュ。やはり他のクルマとの差別化は依然明確であるといってよいでしょう。特にハイブリッドモデルは今回のおススメ。発電・回生フェーズ、エンジンでのフェーズ、アシストフェーズがモニターできるのですが、分かりやすいのもハイブリッドカーを選択しがいがあるというもの。軽やかに、力強く、スマート。新時代のアウディを代表する一台と言ってもよいのではないでしょうか。


アウディTTを購入するお勧めの年式

初代(1998年~2006年)☆☆☆☆★
  コンパクトでどうせ買うなら。後期が買いか。
二代目(2006年~)   ☆☆☆★★
 やや普通で、使い勝手、高級感も増しています。

 

 2+2のシートレンジ。中も広いとは言えず、トランクもコンパクト。実用性は高いとは言えませんが、だからこそスペシャルであり、他のクルマでは味わえない雰囲気がある一台です。特に初代では窓が大変小さい作りになっていて閉塞感を感じるほどの外観の印象とは裏腹に、中は心地よいタイト感が魅力を引き立てます。女性や、クルマ入門でも、こういうものを積極的に選んでいただきたいものです。


そのほかの注目していただきたいモデル

まずはR8でしょうか。スーパーカーとしては異例なバリューフォーマネー。 「R8」は譲れない、そう言ってよいでしょう。

グループ企業のランボルギーニガヤルドと、チューニングこそ別ですが、同じブロックを用いたエンジン、駆動力配分の比率に違いはあれども、同じ4輪駆動システムを搭載しているグレードもあるスーパースポーツです。このちょっとの違いが大きなフィーリングの差を生み、まったく別のクルマに仕上がっているのは興味深いところ。中古車でも、さほど流通量の多いクルマではないですが、あれば買い得感がある一台ではないでしょうか。誰でもおいそれと買えるクルマではないでしょうが。是非注目をしていただきたい一台です。。

 また、このランボルギーニと同じV10を、フラッグシップカーA8のフロントエンジンに搭載したモデルもある、特別なスーパーサルーン「S8」他の何にも似ていない。

今時なかなかない存在ではないでしょうか。やや古風なキャラクターかもしれませんが。ぐっと身近になるのがこうしたモデルの中古車。絶対的には高価な価格帯ですが、是非注目していただきたいモデルです。


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