コラム

30代の車好きな男の人生を変えられる3つ輸入車とは

皆さんは、「このままでいいのかな?」と感じたことはないないですか?

今回の話は、車好きな30代・40代の男が「このままでいいのかな?」と感じたときに“人生を変えるための3つの輸入車”についての話です

輸入中古車400勝サイトや日刊カーセンサーへの投稿でおなじみの伊達軍曹さんから寄稿いたただきました。

男には……いや別に女でもいいのだが、とにかく人間には、何かをドラスティックに変えてみるべき時がある。 慣れ親しんだモノやスタイル、人間関係を捨て、まったく別の地平へと足を進めるのだ。

それがいつ、どんなタイミングで訪れるかは人それぞれ、場合によりけりだが、多くは30代あるいは40代のときにやってくるようだ。筆者も、そうだった。

それが訪れたたときは、自分でも「あ、来たな……」とわかるものだ。

で、世の中は「いやいや、ここはやっぱり現状維持で……」とする者のほうが多数派だとは思うが、わたしとしては「よし、じゃあこの機会にいろいろ変えてみるか……」という方向をオススメしたいと思っている。

なぜならば、足というのは何かと踏み出してみたほうが、自分の世界が何かと広がるからだ。そして世界が広がると、人生は単純に楽しくなるからだ。

例えばの話、これまでさんざんマニアックでスポーティな輸入車にばかり乗ってきた……という人も多いだろう。

そんな人があるとき、ふと

「……ていうか、このままでいいのかな?」

と思ったならば、自分の車選びの指針を大きく変えてみるチャンスである。

そんなときは「めちゃめちゃ遅い車」に替えてみてはどうだろうか?

いや、これは冗談ではなく本気で言っている。ていうか実際筆者もやってみた。

スポーティで鬼のように速い車ばかりに乗っていたわたしだが、先日、思うところあって初代ルノー カングーに買い替えてみたのだ。

これが本当に遅い(今まで乗ってたスポーティカーと比べれば)。しかし、本当に楽しいのだ。

運転免許とりたての頃に買った車以外は「速い車」しか所有した経験がないので、「遅い」ということが本当に新鮮なのである。

そして、遅いということが実は苦にならない……ということを発見したのだ。

苦にならないというか、「速さには速さの価値があり、遅さには遅さの価値がある」ということに気づいたのである。

40代にして新たな発見をするというのは、本当に気分がよろしいものだ。

こんなことがなければ、慣れ親しんだ「自分のやり方」だけで年をとっていく。それって、やっぱり嫌じゃないか。

また筆者の場合、前述のとおりスポーティな車ばかり選んで買っていたため、「自分の車に荷物や人を載せる」という、世間ではよくある、というかむしろ主流なカーライフを送ったことがなかった。しかしこのたびカングーに買い替えたことで、釣り道具を大量に購入して積載し、釣りに行ってみた。非常に楽しかった。こんな楽しいことを、なぜ今までやらなかったのだろうかと後悔した。

また甥っ子などを載せて行楽地にも行ってみた。これまたわたしには未知の世界だ。しかしそれが非常に楽しかった。こんな楽しいことを、なぜ今まで(以下略)。

わたしの例はやや極端かもしれないが、これに似たニュアンスの人、つまり「スポーティな車しか知らない」という人もそれなりにいるはずだ。

そんな人に対する筆者からのオススメは、もうおわかりだろう。「なるべく遅くて(というかあんまり速くはなくて)」「荷物と人が載せられる車」だ。

具体的には以下の3モデルとなろう。

まずは、筆者も乗っている初代ルノー カングー。

最高の荷物グルマである。実際は決して遅い車ではないのだが、スポーティカーに慣れている人が乗ると「遅っ!」と思うだろう。そこが、いいのだ。しかし実は非常によく走るし、コーナリングも実は得意分野。オススメである。

続いては、初代シトロエンC4ピカソ。

これまた意外とよく走り、そして日本のミニバンが嫌いな人も思わずホレてしまうほど洒落た内装デザインを有している。が、やっぱミニバンはミニバン。最初は違和感があるだろう。しかしその違和感ことが人生の宝なのだ。ぜひC4ピカソで、ドライビングプレジャーならぬ「人を載せるプレジャー=要するに人生プレジャー」を堪能してほしい。

もう一つはフォルクスワーゲン ゴルフ トゥーランのTSIエンジン搭載モデルだ。

ボディ形状はミニバンだが、下手なセダン以上によ~く走る車なので、スポーティカーから乗り替えても違和感は少なめ。

初代カングーやC4ピカソでは(ある意味)刺激が強すぎる……と思う人は、まずはトゥーランから道具グルマ道に入門してみるのがいいだろう。

以上、人生の実体験に基づくアドバイスである。参考にしていただけたなら幸いだ。

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ユーズトカーラボ 編集部
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